風城峠の回顧録

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魂斗羅スピリッツ

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・発売日:1992年2月28日(New 3DSバーチャルコンソール版、2016年5月9日)

・発売元:KONAMI

CERO:A(全年齢対象)

・自分のプレイ時期:2018年3月中旬~

・難易度評価:4

(1、簡単 2、普通 3、やや難しい 4、難しい 5、非常に難しい)

 

 2018年3月中旬、大学受験を終えた僕はすぐに、任天堂の携帯機では当時の最新機種であった「New 2DS LL」を手に入れた。これにより、New 3DS専用のゲームが出来るようになったが、同時に、バーチャルコンソールスーパーファミコンのゲームが購入出来るようになった。これが僕の楽しみにしていたことだ。というわけで、早速購入したゲームがこの「魂斗羅スピリッツ」である。(実際はもう一つあるが、それは次回)

 

 ちなみに僕はファミコンで発売された、前作の「スーパー魂斗羅」をプレイ済み。

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

 この「スーパー魂斗羅」が非常に楽しかった。というわけで、この「魂斗羅スピリッツ」にも多大なる期待を寄せていた。スーパーファミコンになったので、演出が豪華になったに違いないと。実際その通りであり、スーパーファミコンから追加された回転・拡大・縮小機能がふんだんに盛り込まれている。

 

 また、システム面でも前作よりプレイしやすくなった。初期装備がマシンガンになり、さらに前作では1つしか持てなかった武器が2つ持てるようになった。そのため、ミスして武器を片方失っても、もう片方に切り替えればいいので、ミスの後の立て直しがしやすくなり、ミスしたら一気に初期装備になって袋叩きになるというレトロシューティングあるあるが起こる場面が減った。また、コンティニュー回数も無限になった。(前作は3回コンティニューした状態でゲームオーバーになると最初に戻された)このようなことにより、とても快適なプレイが出来るようになった。

 

 かといって、決して簡単になったわけではない。その分ボスたちの攻撃も前作より強化されているのである。「死んで覚える」という進め方をしていくのは前作と変わりない。また、飛んでくるミサイルを適宜乗り移りながら、合間をぬって敵に攻撃する、というように、前作よりテクニックを要する場面も増えた。


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 そしてラスボスは超強化されている。なんと怒濤の第三形態まである。ある場所でしゃがんでひたすら撃ちまくれば、運がよければそれだけで倒せるという前作のラスボスとは比べものにならない強さである。さらに、最終面はラスボスの前に3体の中ボスが控えている。特に3体目は攻撃できるタイミングが少なく、長期戦を強いられる。頑張ってそれを乗り越えてもラスボス戦で残機を全て失えばまたステージの最初からになるという・・・。気が滅入ったのでバーチャルコンソールでお馴染みのどこでも保存機能を使いました(ラスボスまでは自分を戒めてほとんど使ってなかった)。

 

 また、ステージ数は前作の8つに比べると減って6つしかないが、その分1つ1つのステージが若干長くなっている。

 

 レトロゲームの「シンプルな楽しさ」が存分に楽しめる作品。複雑な攻撃を要する現代のゲームに疲れた人はぜひやってみて欲しい。「Switch Online」に無いのが残念なところだけど。

 

 ちなみにこのゲームは、僕がゲームセンターCXで有野にもっとも挑戦して欲しいゲームでもある。「魂斗羅」「スーパー魂斗羅」は挑戦済みなので、このゲームに挑戦する日もいつか来るだろう。その日が来るのを首を長くして待っている。

 

 というわけで第3シーズンがスタートしました。最新機種(当時)を買ったとはいえいきなりレトロゲームの話ですが、ちゃんと3DSのゲームの話もするのでお楽しみに。とは言っても、今となっては昔のゲームばかりですが・・・。

 

〈リンク〉

任天堂のサイトより

https://www.nintendo.co.jp/titles/50010000040215

・ゲームカタログ@wiki~名作からクソゲーまで~

https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4800.html

 (画像引用元)

https://www.youtube.com/watch?v=q-UwI5cP9xE

 

 

〈次回予告〉

2Dマリオの代表作の1つ。