風城峠の回顧録

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ゲームレビュー㉞-2 ロックマン2 Dr.ワイリーの謎

元記事はこちら。

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ロックマン2 Dr.ワイリーの謎

 ・発売日:1988年12月24日

・発売元:カプコン

CERO:A(全年齢対象)

・自分のプレイ時期:2018年9月上旬~10月中旬

・難易度評価:3.5

(1、簡単 2、普通 3、やや難しい 4、難しい 5、非常に難しい)

 

 ファミコンロックマンでは最高傑作とも言われている作品。以降の作品で定着化する新要素も増え、全体的にパワーアップした。しかし、その分手応えもパワーアップしている。

 

 まず、使うとHPを全回復してくれるアイテム「エネルギー缶(通称、E缶)」が登場。ステージ内各所に置いてある。ただし、2では最高で4つまでしか持てず、また一度クリアしたステージにもう一度挑戦することができないので、自由に集めることも出来ない。使いどころをよく考える必要がある。

 

 また、エネルギーが尽きるまで足場になったり簡易的な乗り物になったりする犬型サポートメカ「アイテム1号~3号」が登場。攻略に必須なほか、ステージの難易度を緩和する役割を果たす。

 

 さて、今作から最初に選べるステージが8つに増えた。バブルマンステージやメタルマンステージはステージもボスも難易度がそれほど高くないので、そこから始めると良いだろう。また、今作には「エアーマンが倒せない」という歌でお馴染みのエアーマンが登場(ロックマンシリーズで最も有名な敵では・・・)。どれだけ強いのか・・・と思っていたら、なんとバスター連射のごり押しだけで勝ててしまう。というわけでこのゲームの中では弱い方のボスである。コイツに勝てなかったらこの先どうするのか・・・って感じ。(ただしノーダメージで撃破するのはかなり難しい)

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みんな大好き!?エアーマン

 逆に苦戦するのはウッドマンとクイックマンだろう。ウッドマンは攻撃をよけるためにジャンプをするタイミングがなかなかシビアで、油断するとすぐ攻撃に当たる。そして8ボス最難関ステージはクイックマンステージ。当たると即死のビームが左右から次々に襲いかかる。一度途中で迷いを見せれば即死亡。ここは完全に覚えゲーである。そしてその先に待っているクイックマンもその名の通り動きが素早く非常に厄介だ。

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襲い来る恐怖の即死ビーム

 ワイリーステージも難関が続く。特にステージ4のボス「ブービームトラップ」はほぼ決められた順番通りに5つの砲台を破壊しなくてはならない。クラッシュボムでしか効かず、その残量を考えるとほぼミスも許されない。そこまでの道のりも大変なので、ここで長い足止めを食らった。

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一斉射撃!ブービームトラップ

 ボスラッシュを抜けた後のラスボス、ワイリーマシンはとにかく忍耐力勝負である。

 

 クリアまでの時間は約12時間。これはシリーズ最長である。このゲームの難しさが伺える。

 

 ちなみに、オープニングムービーで、ロックマンがいる世界は200X年となっている。ロックマンは10年以上前に生まれていた・・・?

 余談だがドラえもんの世界ではタイムマシーンが発明されたのは2008年となっている(小学生の時「来年じゃん!」なんて言って喜んだものだ)。しかし、実際に訪れた2020年は世界中が疫病におののいており、自由に行動が出来なくなっている(注、この文は緊急事態宣言発令中の5月上旬に書いたものです)。未来とは皮肉なモノだ。

 

ロックマンシリーズを基準にした、このゲームの難易度の目安

8ボスステージ・・・やや難

ワイリーステージ・・・やや難

ワイリーカプセル・・・やや難

 

 

 

〈リンク〉

・ゲームカタログ@Wiki~名作からクソゲーまで~

https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3491.html

・画像引用元

https://www.youtube.com/watch?v=sVT_GSI_gRU