ゲームレビュー㊾ ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド(後編)
前編はこちら
前回はゲームの大まかな流れを説明した。しかし、このゲームはやり込み要素が山ほどあるので、それだけだとどうしても説明が足りない。ということで、今回はやり込み要素についていくつか取り上げようと思う。大学の講義風に言うと、前回はゼルダbotw概論だったが、今回は詳論である(とは言ってもそこまで詳しく説明するつもりもないが。内容が足りねぇなと思ったら別サイトを参考にして欲しい)。
さて、前回メインミッションをほぼクリアしてゲームを堅実に進めても、ストーリークリアまでは50時間程度で終わると書いた。しかし、自分は現在このゲームを100時間以上プレイしてるし、何ならそれは少ない方で、何百時間もプレイしている人なんかザラにいる。最近ゲームのやり込みは面倒だなーと思い始めた僕でも、50時間ほどやり込みに費やしている。それほどやり込みの主張が強いというか、その量に圧倒されるというか、何もやり込みをしないのは違うなと思わせてくるのだ。では早速やり込み要素について説明していこう。
試練の祠
前編でも説明したが、試練の祠が全部で120個もある。そのまま入れるものもあれば、「ほこらチャレンジ」をクリアしないと地上に現れないものもある。その中は、謎解きダンジョンとなっているもの、敵(ガーディアン)と戦うもの、そのままゴールのものがある(ただし、入ったらすぐゴールのものは、ほこらチャレンジの後に出てきた祠がほとんど)。自力で見つけていくのはなかなか大変だが、少しゲームを進めると手に入るシーカーセンサーは、未発見の祠に近づくと音で知らせてくれるため、祠探しのヒントになる。ただし、それがあってもなかなか見つからないことが多い(地中に隠れているのも含んでいるため)。
ほこらチャレンジはフィールドにいる人に話し掛けることで追加されることが多い。祠の中には、武器の入っている宝箱もあるため、そういうのを手に入れるために入るのもありだ。
また、巨大な古代遺跡の迷路を祠目指して進んでいくというチャレンジもあり、非常にバラエティに富んでいる。
ちなみに、自分はこれまで90個の祠をクリアした。ほこらチャレンジは、42個中21個までクリア済み。
ウツシエの記憶
一応メインチャレンジとなっているが、別にクリア必須なものではない。これをクリアしたから能力が上がるというものでもない。だから実質やり込み要素みたいなものだ。
渡された写真に写る風景を頼りにそれが撮影された場所に行くと、ゼルダとの思い出が蘇るというものである。写真は全部で12枚+1枚。ヒントなしでは、世界の風景をかなり把握していないとその場所に辿り着くのは難しい。一応ヒントをくれる人物はいるが、そいつも出現する場所がコロコロ変わるので、その人に会うのも大変。ただ、何だかんだ10枚ほどは攻略サイトに頼らず自力でクリアできた。山並みや城の写っている角度等に注目して写真の場所に辿り着こう。
ミニチャレンジ
ストーリークリアに関係ないチャレンジが通常状態でも77個もある。これも世界にいる人に話し掛けると出来るようになることが多い。楽なチャレンジもあれば、攻略法を見ないとなかなか厳しいものもある。自分は現時点で42個クリアした。
コログ探し
世界にはコログがなんと900体も隠れている。これはマジでアホ。そんなの全部探せるかー!自分は127体見つけたところで止まっている。
コログは石を持ち上げたり、規則正しく石などを置いたり、的を弓矢で射ったり、時間内に空中に出現する輪の中を駆け抜けたり、走りまくっているコログに触れたりと、様々な方法で出現する。山の山頂にはコログがいることが多いので、取りあえずそいつらから見つけていくと良いだろう。
ハイラル図鑑
世界中に置いてある武器や道具、モンスターや植物、動物などを撮影していくと、それがハイラル図鑑に登録され、その情報を見ることが出来る。ちゃんと近づいてピントを合わせて撮影しないと図鑑に登録されない。特に小さくて近づくとすぐ逃げる鳥や虫などは撮影難度が高い。ちなみにハテノ研究所に行けば図鑑の情報を買うことが出来る。カースガノンなど撮り逃したモンスターはそこで情報を買うと良いだろう。ちなみに自分はストーリーの中盤くらいまでこのシステムに気付かなかったので、結構撮り逃した敵や武器がある。
マスターソードとコログの森
ハイラル城内で威力が上がるマスターソードは、迷いの森を抜けると手に入る。迷いの森は適当に進むと霧が濃くなっていって始めの地点に戻されてしまうが、ある道具を適切に用いることによって奥に進めるようになる。そこを抜ければコログの森だ。そこではマスターソードを手に入れたり、コログしれんで遊ぶことが出来る。
他にもやり込み要素はたくさんあるが、キリがないのでこれぐらいでやめておく。主要なやり込み要素は一通り紹介し終えたはずだ。またプレイを再開し出したら、気分次第で追記をするかもしれない。というわけで今回は以上である。本当に素晴らしいゲームなので、気になったら是非プレイしてみて欲しい。
(完)
〈リンク〉
・任天堂公式サイト