風城峠の回顧録

ゲームや本、地学のことなど

ゲーム回顧録① プロローグ

 僕が初めて家でまともなゲーム機を手にしたのは、2008年のクリスマスでした。それまで我が家には、任天堂やらSONYやらが作ったカセットやディスクを入れて遊ぶようなゲーム機は一つもありませんでした。2008年と言えば世間、特に僕は当時小3だったので、小学生の間で流行っていたゲーム機といえば何と言ってもDS、そしてテレビゲームではWiiですよね。しかし、僕は小学校低学年の時はそのようなゲーム機とは無縁な生活を送っていました。親が買ってくれなかったというか、そもそもあまり欲しいとも思わなかったんですよね。僕はそういうゲーム機とは縁のない人生を送っていくんだ、なんて冷めた目で見ていました。今思えばとんでもない小学生です(笑)。昭和の時代だったらまだしも、平成20年ですよ?まあそのような考え方をしてしまうような育て方を受けていたのに加えて、自分自身が世間とはちょっとズレた子どもでしたからね(小学校低学年までは特に)。流行り物に興味を持てなかったんですよ。当時は別に休みの日に一緒にゲームをするような友達もいませんでしたし(こんなこと書くとクラスで一人孤立していたのかなんて思われそうですが、そういう訳ではなかったので。まあ普通の人と比べれば人間関係は希薄でしたけれど)。つまり、当時はDSを持っていなくても、そこまで自分自身に大きな影響はなかったわけです。そりゃあ、全く欲しく無かったという訳ではなかったとは思いますが。

 

 しかし、流れが変わったのが2008年のクリスマス。朝目覚めると、枕元に何やら四角いモノが。包装を取り外すと、そこには某DSのゲームが入っていました。「えっ?僕DS持ってないのに!?」と思いながら母親に聞いてみると、なんと母親はDSを持っていたんですね。これには「はあっ!?」と思いました。まさに急展開。というわけで、僕は小3の冬、周りと比べるとやや遅いですが、DSデビューを果たすことになりました。ちなみに弟は当時5歳。お前は早い笑。

 

 ちなみにその時手にしたDSは当時最新機種だった「DSi」。カメラ機能が追加されたり、インターネットに繋げばDSiショップでゲームやツールがダウンロード出来たりと、様々な新機能が追加された携帯ゲーム機でした。時は西暦2008年。iPhoneが発売され、インターネットの使用がどんどん手軽なものとなっていった時代ですよね。DSiもその時代の流れに乗り、環境が整えばインターネットも見られるようになりました(ただし滅茶苦茶見にくいです)。あの「うごメモブーム」もDSiが元凶ですね。DS後期を代表する印象深いゲーム機です。

 ただ、ゲームボーイアドバンス(以下GBA)のゲームはDSiから遊べなくなりましたね。というか、僕はDSiから入ったので、後に初代DS&DS LiteではGBAのゲームも遊べると知った時は驚きました。これは友達と遊んでいるときに知りました。(余談ですが、僕が休日友人たちとゲームをするようになったのは小5になってからです)

 

 さて、僕がその日に初めて手にしたDSのゲームとは何か。それは、「とったど~ よゐこ無人島生活。」です。

 

「とったど~ よゐこ無人島生活。」

・発売日 2008年4月3日

・発売元 バンダイナムコゲームズ

CERO:A(全年齢対象)

・自分のプレイ時期 2008年12月~???

・難易度評価:なし

 

 昔からテレビで「よゐこ無人島生活」を観るのは好きだったので、このゲームが出来るというのは嬉しかったですね。

 基本的にタッチペンで遊ぶミニゲームをこなしていきながら、無人島生活を進めていきます。1日の流れはほぼ決まっており、朝が来ると、まず濱口と有野のその日の行動をそれぞれ決めることとなります。濱口はモリで魚を突きに行く、または網で魚を獲るの2つの中から、有野は家を建てる、道具を作る、釣りに行くの3つの中からその日の行動を選びます。日中の仕事が終わると、獲ってきた食材を使っての料理が始まります(料理のミニゲームは記憶力とリズム感が試されます)。あとは寝て1日が終了って感じすね。7日間経過すると、「なぞのかけら」を集めて無人島の謎を解くみたいなイベントが始まります。それが終わると無人島生活はサバイバルに突入、難易度の上がったミニゲームをこなしながら、何日間耐えきれるかという挑戦が始まります(確か45日目くらいまでやって放置してあります笑)。詳しい説明はリンク先を参照してください。

 

 このゲームの素晴らしいところは番組の再現度ですね。改めて過去(2008年よりも前)の無人島生活を見直すと、このゲームは実際によゐこ無人島で作った家や料理、道具などをふんだんに盛り込んで作られているということがよく分かるんです。登場する魚も実際の放送で出てきたモノばかり。つまり、番組を観てからこのゲームをやるとより楽しく遊べますし、このゲームをやってから過去の番組を観ると、より楽しく観ることが出来ます。バンダイキャラゲーは当たり外れが大きいですが、これは当たりですね。こだわり方が凄い。ゲームwikiでも良作判定を貰っています。(ちなみにこの何年か後、外れの方を引く羽目になってしまいます。この説明はまたの機会に)

 あとこのゲームのおかげで色々な魚を覚えました。ちなみに僕はマトウダイが好きです。

 

 ただ、このゲームは基本的に同じようなことの繰り返しなので、小学生だったからこそ楽しめたという面もあるかもしれないですね。今だったらすぐ飽きてしまうかも・・・。

 ちなみに、このDSをやり始めたばかりの頃、親から「ゲームは土日に1日30分まで」と、プレイ時間を制限されていました。つまり週1時間です!今となってはそんなのやったうちに入らないですね。でも、その窮屈なルールを最初の頃はしっかりと守っていたんです。親のいる前ではそれだけしかゲームをやりません。ただし、冬休みなど、親が日中仕事をしている間に祖母の家に行っていた時は、その鬱憤を晴らすかのようにたくさんゲームしていましたね。小5の頃からは、帰宅後に親が帰ってくるまで、こっそりとゲームをするようになりました。小6になると親の前で1時間くらいゲームやっても親はあまり口うるさく言わなくなり、中学に入る頃にはそんなルールは完全に消滅しました。まあそんなものです笑。

 

 ゲーム編初回ということで気合いを入れて書いたら結構長くなってしまいましたね。次回からは1回がこの半分以下になると思われるので・・・。では。

 

〈リンク〉

上記のゲームの詳細な説明はこちらで。

任天堂

https://www.nintendo.co.jp/ds/software/yooj/

・ゲームカタログ@wiki

https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7520.html

 

 

〈次回予告〉

激走、してますか?