風城峠の回顧録

ゲームや本、地学のことなど

ゲームレビュー㉞-3 ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?

元記事はこちら

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?

・発売日:1990年9月28日

・発売元:カプコン

CERO:A(全年齢対象)

・自分のプレイ時期:2018年10月中旬~(中断期間)~12月上旬

・難易度評価:3

 

 第3作目。今作からアクションにスライディングが加わった。また、E缶を9個まで持てるようになった。

 

 8ボスステージは前作までと比べると易化。数時間苦しむような鬼畜なステージは無い。緊張感を強いられるのは、スパークマンステージの上に乗ると上昇し、すぐ隣に飛び移らないと天井のトゲに当たって死ぬという缶くらいなんじゃないか。スネークマンステージに現れる、撃つとミサイルに変化する、「空から日本を見てみよう」のくもみみたいな奴(懐かしいですね)もやや面倒かも。まあそれくらい。インパクトのある難所はない。

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殺しに来る缶のようなもの

 

 しかし、ロックマン3の神髄は、その後の「ドクロボットステージ」である。全4ステージだが、なんとロックマン2で登場した8ボスが強化されて1ステージで2体ずつ現れる。ただでさえ強かったウッドマンやクイックマンに苦戦するのは必至。また、そこまでの道のりでもザコ敵が容赦ない攻撃を仕掛けてくる。ここがこのゲーム最大の難関かもしれない。

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強敵!ドクロボット(写真はウッドマン)

 ワイリーステージの難易度は控えめ。第1作目で驚異的な強さを誇ったイエローデビルの進化形「イエローデビルMk-Ⅱ」が登場するが、分裂攻撃はよけやすくなっているので、E缶を持っていれば怖くない。しかし、ワイリーマシンの強さが過去最高。1時間15分にも及ぶ死闘を繰り広げ、何とかクリアした。

 だが、僕の目の前に現れたのは真のラスボス。「嘘だろ!?」と思った。しかし、この真のラスボスはなんとシリーズ最弱であり、呆気なく終わった。再び「嘘だろ!?」と思った(笑)。

 

 クリアまでの時間は約10時間。ちなみに、間に挟まった2018年11月は完全にゲームに対する意欲を消失しており、2回くらいしかNew2DSLLを触っていない。そのため、長い中断期間が含まれており、クリアしたのは手を付けてから2ヶ月近く経った後の話だった。

 

ロックマンシリーズを基準にしたこのゲームの難易度

8ボスステージ・・・標準

ドクロボットステージ・・・やや難

ワイリーステージ・・・標準

ワイリーカプセル・・・やや難

真のラスボス・・・シリーズ最弱

 

〈リンク〉

・ゲームカタログ@Wiki~名作からクソゲーまで~

https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3492.html

・画像引用元

https://www.youtube.com/watch?v=O6M0ic3XpJo

 

ゲームレビュー㉞-2 ロックマン2 Dr.ワイリーの謎

元記事はこちら。

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ロックマン2 Dr.ワイリーの謎

 ・発売日:1988年12月24日

・発売元:カプコン

CERO:A(全年齢対象)

・自分のプレイ時期:2018年9月上旬~10月中旬

・難易度評価:3.5

(1、簡単 2、普通 3、やや難しい 4、難しい 5、非常に難しい)

 

 ファミコンロックマンでは最高傑作とも言われている作品。以降の作品で定着化する新要素も増え、全体的にパワーアップした。しかし、その分手応えもパワーアップしている。

 

 まず、使うとHPを全回復してくれるアイテム「エネルギー缶(通称、E缶)」が登場。ステージ内各所に置いてある。ただし、2では最高で4つまでしか持てず、また一度クリアしたステージにもう一度挑戦することができないので、自由に集めることも出来ない。使いどころをよく考える必要がある。

 

 また、エネルギーが尽きるまで足場になったり簡易的な乗り物になったりする犬型サポートメカ「アイテム1号~3号」が登場。攻略に必須なほか、ステージの難易度を緩和する役割を果たす。

 

 さて、今作から最初に選べるステージが8つに増えた。バブルマンステージやメタルマンステージはステージもボスも難易度がそれほど高くないので、そこから始めると良いだろう。また、今作には「エアーマンが倒せない」という歌でお馴染みのエアーマンが登場(ロックマンシリーズで最も有名な敵では・・・)。どれだけ強いのか・・・と思っていたら、なんとバスター連射のごり押しだけで勝ててしまう。というわけでこのゲームの中では弱い方のボスである。コイツに勝てなかったらこの先どうするのか・・・って感じ。(ただしノーダメージで撃破するのはかなり難しい)

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みんな大好き!?エアーマン

 逆に苦戦するのはウッドマンとクイックマンだろう。ウッドマンは攻撃をよけるためにジャンプをするタイミングがなかなかシビアで、油断するとすぐ攻撃に当たる。そして8ボス最難関ステージはクイックマンステージ。当たると即死のビームが左右から次々に襲いかかる。一度途中で迷いを見せれば即死亡。ここは完全に覚えゲーである。そしてその先に待っているクイックマンもその名の通り動きが素早く非常に厄介だ。

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襲い来る恐怖の即死ビーム

 ワイリーステージも難関が続く。特にステージ4のボス「ブービームトラップ」はほぼ決められた順番通りに5つの砲台を破壊しなくてはならない。クラッシュボムでしか効かず、その残量を考えるとほぼミスも許されない。そこまでの道のりも大変なので、ここで長い足止めを食らった。

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一斉射撃!ブービームトラップ

 ボスラッシュを抜けた後のラスボス、ワイリーマシンはとにかく忍耐力勝負である。

 

 クリアまでの時間は約12時間。これはシリーズ最長である。このゲームの難しさが伺える。

 

 ちなみに、オープニングムービーで、ロックマンがいる世界は200X年となっている。ロックマンは10年以上前に生まれていた・・・?

 余談だがドラえもんの世界ではタイムマシーンが発明されたのは2008年となっている(小学生の時「来年じゃん!」なんて言って喜んだものだ)。しかし、実際に訪れた2020年は世界中が疫病におののいており、自由に行動が出来なくなっている(注、この文は緊急事態宣言発令中の5月上旬に書いたものです)。未来とは皮肉なモノだ。

 

ロックマンシリーズを基準にした、このゲームの難易度の目安

8ボスステージ・・・やや難

ワイリーステージ・・・やや難

ワイリーカプセル・・・やや難

 

 

 

〈リンク〉

・ゲームカタログ@Wiki~名作からクソゲーまで~

https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3491.html

・画像引用元

https://www.youtube.com/watch?v=sVT_GSI_gRU

 

ゲームレビュー㉞-1 ロックマン

 しばらくゲームレビューは書かない、と言っていたけれど、予定が変わった。いや、新作はしばらく書かないんだけど、最近は大学の課題などで非常に忙しく、ゲーム以外のネタも書いている余裕がない。だけどブログを更新しないままでいるのもあれなので、過去に書いた「ロックマン クラシックスコレクション」から、そこに収録されているゲームを1つずつカットしてお送りする。つまり、内容は過去に書いたものとほぼ同じである。この回は結構気合いを入れて書いたので、埋もれさせておくのはもったいない。これを読んでロックマンの世界の片鱗に触れて頂けると幸いである。

 

元の記事はこちら

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

 

ロックマン

・発売日:1987年12月17日

・発売元:カプコン

CERO:A(全年齢対象)

・自分のプレイ時期:2018年8月下旬~9月上旬、ほか

・難易度評価:3.5

(1、簡単 2、普通 3、やや難しい 4、難しい 5、非常に難しい)

 

 記念すべき第1作目である。ちなみに、この発売日の翌日の1987年12月18日には、あの「ファイナルファンタジー」の第1作が発売されている。現在まで続く人気シリーズの第1作が2日連続で発売されているというのが地味に凄い。(人気度では多少差をつけられてしまった感があるが・・・)

 

 第1作ということで、後発作品と比べると用意されているものが少ない。まず、体力を回復してくれる「E缶」がない。スライディングや溜め撃ちも勿論ない。しかし、各ステージのボスを倒すとそのボスの武器がもらえ、それをうまく使い分けながら進めていくというシリーズの根幹には変わりは無い。

 

 最初は6つのステージが選べ、この6つはどのような順番で攻略しても良い。基本的に1本道のゲームが多い当時としては斬新なシステムである。ロックマン2以降は、最初に選べるステージは8つになった。

 

 レトロゲーだけあって、基本的に難易度は高い。しかし、理不尽な難易度のゲームが多い当時としては、ロックマンは良心的な難易度だと思う。慣れないうちは死にまくるが、慣れるとある程度楽に進んでいくことができる絶妙な難易度だ。同会社制作の「魔界村」と比べると遙かに楽である。1面もクリア出来ずに諦めるなんてことは起きないはずだ。操作や挙動も「魔界村」や「悪魔城ドラキュラ」のように癖が無くやりやすい。

 

 とは言え、やはりプレイヤーを地獄に突き落とすようなステージがいくつも用意されている。最初の6つのステージに含まれる難関は「ガッツマンステージ」と「アイスマンステージ」だろう。「ガッツマンステージ」には序盤でいきなり難関ポイントが現れる。空中にワイヤーが張ってあってリフトがその上を動いているのだが、このワイヤーにはいくつも穴があいており、リフトがその上を通過すると板の向きが垂直になってロックマンを落としてくる。つまり、穴の上を通るときはタイミング良くジャンプする必要がある。慣れるまでは落下死続出の地帯だ。

 

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ガッツマンステージの難関

 アイスマンステージも嫌らしい。ロックマンシリーズお馴染みの点滅ブロック地帯が現れ、その後に定期的に弾を発射してくるリフトが動いている。このリフトの動きはかなり気まぐれであり、上に行きすぎてなかなか下りてこず飛び移れないという事態が発生することがある。また、飛び移るときに弾が発射されて当たるとそのまま落下死である。地味にこの地帯が長いのが辛い。

 また、ステージのボス「アイスマン」は、弱点武器を持っていれば瞬殺できるが、それを持っていないと非常に強く、逆に瞬殺される。弱点武器が手に入るまで後回しにする方が良いだろう。

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アイスマンステージの気まぐれリフト

 

 6体のボスを倒すとワイリーステージに移行するわけだが、このワイリーステージに凶悪なボスが待ち構えている。まずお目見えするのは、かの有名な「イエローデビル」である。目から弾を発射した後、体が分裂してブロック状になり、次々にロックマンに襲いかかりながら反対側に移動→弾発射→分裂→反対側に移動・・・という攻撃が繰り返される。ブロックの飛び方には決まったパターンがあるので、それを覚えながらかいくぐる必要がある。しかし、このブロック、かなりの速度でバンバン飛んでくるので、一瞬の油断が命取りになる。コイツの鬼畜さは後世まで語り継がれることになる。僕はこれを倒すのに1時間半かかった。「ゲームセンターCX」では、有野がこの撃破に3時間半かかっている(流石にかかりすぎだと思うが・・・)。慣れてしまえば意外と楽に倒せる相手だったりする。

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黄色い悪魔、イエローデビル

 

 イエローデビルを倒した後のワイリーステージ2のボスは「コピーロックマン」である。こちらの方がイエローデビルより倒しにくい気がする。1周目は運良くパターンにはまって苦労せず倒せたが、2周目はなかなか倒せずここで足止めを食らっている。

 

 ラスボスはこの2体ほど強くはない。なお、終盤には過去のボスとの連戦があるのでそちらも忘れずに。

 

 

 ちなみにクリアまでの時間は約8時間。

 

ロックマンシリーズを基準にした、このゲームの難易度の目安

8ボスステージ・・・やや難

ワイリーステージ・・・難

ワイリーロボット・・・標準

 

〈リンク〉

・ゲームカタログ@Wiki~名作からクソゲーまで~

https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3490.html

・画像引用元

https://www.youtube.com/watch?v=sVT_GSI_gRU

 

ゲームレビュー 3rdシーズン総集編

 シーズン終わり恒例の総集編である。とは言っても過去記事を貼り付けていくだけだが・・・。

 

 3rdシーズンで取り扱ったゲームは大学入学後にプレイしたゲームが大半であり、そのために記憶が新鮮なものが多いため、2ndシーズンまでの記事よりも充実したものが多くなった。特にシーズン後半はかなり字数のあるものが多くなったため、読んで頂けると幸いである。

 

 次は4thシーズンだが、しばらくゲームレビューはお休みしようと思う。再開は未定。次回からついにNintendo Swichのゲームが登場するのでお楽しみに。

 

 ではいつも通り過去記事を並べていく。

 

・1st、2ndシーズンの記事に関してはこちらを参照

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

第3期 全20回(2018年~2020年)計58991字

 

 

ゲームレビュー㉘ 魂斗羅スピリッツ

 1776字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㉙ スーパーマリオワールド 

 1272字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㉚ 蒼き雷霆 ガンヴォルト 

 2048字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㉛ New スーパーマリオブラザーズ2

 1476字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㉜ セガ復刻アーカイブス2

 3237字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㉝ 星のカービィ ウルトラスーパーデラックス

 1265字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㉞ ロックマン クラシックスコレクション(前編)

 5829字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㉟ ロックマン クラシックスコレクション(後編)

 3437字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㊱ ゼルダの伝説 夢をみる島DX

 2172字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㊲ レトロゲーム3種盛り

 1728字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㊳ ファイナルファンタジー

 2422字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㊴ ゼルダの伝説 神々のトライフォース2

 1580字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㊵ BIOHAZARD REVELATIONS

 2532字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㊶ 真・女神転生

 4231字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㊷ ひぐらしのなく頃に 絆(前編)

 6787字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㊸ ひぐらしのなく頃に 絆(後編)

 5427字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㊹ 悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架

 2840字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㊺ 地獄少女 朱蘰

 4019字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㊻ 電車運転指令! 東海道

 2290字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㊼ ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君

 2623字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ゲームレビュー㊼ ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君

ドラゴンクエスト空と海と大地と呪われし姫君

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・発売日:2015年8月27日(3DS版)

・発売元:スクウェア・エニックス

CERO:A(全年齢対象)

・自分のプレイ時期:2019年12月下旬~2020年2月下旬

・難易度評価:2.5

(1、簡単    2、普通    3、やや難しい   4、難しい   5、非常に難しい)

 

 ゲームレビュー(途中でゲーム回顧録から改題)の3rdシーズンも今回で最終回。Switch Liteを買うまでにプレイしたゲームについて6月が終わる前に書き切りたかったので、4~6月は更新ペースを上げて頑張った。途中から最近(とは言っても去年)やったゲームについて書くようになったため、まだ記憶がハッキリしており、その分充実した内容の記事が書けた。特に第40回からの記事に関しては今までと比べてかなり丁寧に書いたつもりである。その分自分は大変だったけど、達成感はあった。

 

 さて、現時点で3DSのゲームで最後にプレイしたものとなっているのがこのドラクエ8である。ゲームレビューも第47回目にしてようやくまともなドラクエが登場。今となっては懐かしの記事となった初期の力作「ゲーム回顧録DSiウェア連続レビュー(中編)」ではドラクエのキャラで陣取りゲームをする「ドラゴンクエスト ウォーズ」を紹介したが、あんなのはドラクエをやったうちに入らないし。いつかドラクエをちゃんとやってみたいと思っており、そこで友人に薦められたこのドラクエ8を購入。

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

 念願のドラクエだったので、スライムと戦うことすら何か感慨深い(小学生の頃描いていたマンガに、ドラクエをプレイしたことが無いにもかかわらず友人の真似してスライムを登場させていたという過去があるため)。「真・女神転生Ⅳ」のようにどこでもセーブは出来ないが、しょっちゅう全滅することはないため問題ない。ただし仲間が少ない序盤は結構緊張感のあるバトルになる。メガテンよりは楽だが、決して簡単なわけではない。最初の方だと「なげきの亡霊」とかなかなか苦戦した。

 

  ポルトリンクに到達すると写真クエストを受けられるようになる。指定されたものの写真を撮るとスタンプがもらえ、それが一定数たまると適宜アイテムが貰える。一種のやり込み要素だ。これが出来るようになってからしばらくは放置していたのだが、ある時(トロデーン城に着いた頃?)この写真クエストの一覧を見てみたら予想外に多くてびっくり。そこからは寄り道して写真クエストをしばらくやっていた。金のスライムはどこかな~。いやいやストーリーをさっさと進めろ。

(ちなみにこの金のスライムの撮影、場所によっては判定がかなりシビアで、写っているにも関わらず認識されない時がある)

 

 寄り道をしながらも結構進んだかなと思いきや、友人曰くまだ3分の1くらいしか進んでいないとのこと。これはまずいと気を引き締めて中盤までたどり着いたとき、大きな壁が立ちはだかる。ドルマゲスである。

 その頃僕のパーティのレベルはおよそ22前後であった。ドルマゲスと戦った。コテンパンに負けた。レベルを全体的に3くらい上げて再戦。再び完敗。え???

 調べてみると、ドルマゲス戦での推奨レベルは31とのこと。レベル22でここにたどり着いたので、全体的に10近くレベルを上げないといけないわけだ。ここに来て一気に敵強くなってないですか?まあドルマゲス戦はストーリーの山場なので分からなくはないけれど・・・。それにしても急上昇過ぎる気が・・・。

 というわけでせっせとレベル上げ。ちなみにドラクエ初挑戦ということもあって、ドルマゲス戦のためのレベル上げの途中まで、メタル系スライムを倒して経験値を稼ぐという方法を知らなかった。つまり、とにかくザコ敵を倒すという、効率の悪いレベル上げをしていたのである。攻略サイトを見てそんな方法があったのかよ・・・とため息。まあメタル系スライムはすぐ逃げるしそちらの方のレベル上げも一筋縄ではいかないんですけどね。でも今までよりは早くレベルが上がっていった。

 こうしてパーティのレベルを推奨レベルである31前後まで上げてドルマゲスと再戦。今回は無事勝利。ここまで来るのに確か35時間以上費やしていたと思う。ドルマゲスって終盤で戦うとばかり思っていたけれど、中盤で戦うのね。

 

 さて、物語は後半戦へ。途中ヒロインの闇堕ちとか挟まってたりしてて良いね(は?)。

 ちなみにこのゲーム、全年齢対象にしてはやたらと人が死ぬ。結構容赦の無いストーリー展開となっている。

 

 攻略サイトでチーズを使った錬金術を知ったので、後半はお金に困ることはなかった。じゃんじゃん新たなる装備を買った。遅れは取り戻していかないと。

 いくつもの難敵と戦いながらストーリーを進め、2020年2月5日、ラスボスを倒してついにストーリークリア!ここまでの挑戦時間は64時間27分(寄り道含む)。

 

 以降は龍の試練や追憶の回廊などのやり込み要素を進めていく。ただ、若干飽きが来ていたので一旦「真・女神転生Ⅳ」の3周目を挟んだ(第41回を参照)。

 

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 それが終わった後また少し進めたが、2月18日にSwitch Lite、その数日後には「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」が届き、2月24日からは完全にそちらの方にシフトした。龍の試練や追憶の回廊はどちらも3分の1程度進めただけで放置状態となっている。次プレイする日はいつになるのかな?ここまでのプレイ時間は、約76時間であった。

 

 さて、今回の内容は以上!そして3rdシーズンもこれにて終了。次回はシーズン終わり恒例の総集編である(とは言っても過去記事を貼り付けていくだけだけど)。

 それが終われば4thシーズンに突入!ついにSwitchのゲームについての記事が書ける!のだが、一旦ゲームレビューはお休みしようと思う。だから次回がいつになるのかは未定。しばらく待っていて欲しい。

 では。

 

〈リンク〉

任天堂のサイトより

https://www.nintendo.co.jp/titles/50010000035055

・ゲームカタログ@Wiki~名作からクソゲーまで~

PS2版)

https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4087.html

3DS版)

 

 

 

 

ゲームレビュー㊻ 電車運転指令! 東海道編

電車運転指令! 東海道

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・発売日:2016年4月27日

・発売元:アークシステムワークス

CERO:A(全年齢対象)

・自分のプレイ時期:2019年12月上旬~2020年1月下旬

・難易度評価:なし

 

 第40回から続いた「不穏なゲームゾーン」が終了し、久々に全年齢対象の平和なゲームが出てきた。さらに、3DSのゲームも第41回以来となる。

 

 そして今回電車運転ゲームが初登場。しかし、僕は今回電車運転ゲームを初めてプレイした訳では無い。小学校低学年のとき、アーケードの「電車でGO!」を少しだけプレイしたことがある。まだ小さかったので、ゲームシステムを理解できておらずプレイはダメダメであったが、我がふるさとにあるほくほく線北越急行が運営している新潟県上越市から新潟県南魚沼市までを結んでいる路線。山間地を長大トンネルで突っ切っているのが特徴)をゲームで運転できることに幼いながら感動を覚えたものである。

 あとは実写映像で運転が楽しめる3DSの「鉄道にっぽん!路線たび」の体験版を少しやったくらい。だから、本腰を据えて電車運転ゲームをやるのは今回が初。

 

 ちなみに、僕は鉄オタというわけでは無い。地理好きなので、地理を知るという観点から鉄道を知ることはそれなりに好きだけど(どことどこを結んでいるかとか、どのような場所を通っているかとか)、それ以外のことについては別にそこまで入れ込んではいない。車両のことなどについては全然知らないのであしからず。

 

 さて、このゲームは一言で言えば「電車でGO!」の劣化版である。(「キューブクリエイター」もそうだけど、人気ゲームの劣化版を作るのはこのメーカーの得意技なのか?)このゲームでは東海道本線を東京駅から熱海駅まで運転することができるのだが、電車でGO!のように実際の風景を再現していない。その場所ごとに適当に建物を配置して何となくそれっぽい風景を作っているだけである。線路沿いの住宅の裏には何もなく荒野が広がっているような感じになっている場所が散見される。ただし、駅間の距離や、主な橋の位置、トンネルの位置や長さは実際のものに即したものになっているようである。また、実績を解除するとその土地ごとの観光名所などが、運転中遠景に表示されるようになる。だから一応その土地の雰囲気作りはできているように思う。まあ、1000円もしない安物ダウンロードソフトなので、大きな期待をすること自体が間違っているのだが。

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 でも決してつまらない訳では無い。ミッションモードでは指定された速度以上 or 以下で運転をしたり、時間通りに設定された位置に停車することを目指すのだが、その成績に応じて「成功」「優秀」「完璧」の3段階の評価が下される。「完璧」の評価をもらうためには0~1回程度しかミスが許されないのでなかなかシビア。また、ミッションが後半になるほど1つのミッションで運転する距離、停車する駅も多くなる(最大5駅連続停車)ので、それだけ「完璧」の評価をもらうのが大変になってくる。また、運転できる列車は「ふつう」「かいそく」「とっきゅう」の三種類あるが、勿論「ふつう」よりもスピードの速い「とっきゅう」の方が運転が難しい。「優秀」までは比較的楽にもらえるので、いかに「完璧」を目指すか。それが重要だ。

 

 では、何が人を「完璧」の評価へと突き動かすのか。それは、「ガチャ」の存在である。このゲームでは、実績を解除したり、ミッションをクリアしたりするとガチャチケットがもらえ、それを利用してガチャを引くと建物や列車のラッピング(柄)が手に入る。この列車のラッピングがかなりの数ある。建物や列車のラッピングをいかに多く集め、達成率を上げていくか、それがこのゲームの目的と言っても過言では無い。例えば、ミッションモードでは、各ミッションごとに「成功」の評価をもらえたらガチャチケットが1枚、同様に「優秀」「完璧」の評価では2枚、3枚もらえる。各ミッションごとにチケットは最大で3枚もらえる。つまり最初のプレイでは「優秀」の評価評価でチケットを2枚手に入れたが、のちに同じミッションで「完璧」の評価をもらった場合、新たに1枚チケットを手に入れることができる。こうしてどんどんチケットを集めていくのだ。

 

 なお自分は現在(2020年6月25日)、建物の収集率は100%、ラッピングの収集率は「ふつう」が95%、「かいそく」が75%、「とっきゅう」が59%となっている。Switch Liteを購入後完全に放置状態になっているけれど、まだ結構あるなあ・・・。

 

 また、このゲームには各区間を制限無く自由に走れる「フリーモード」もある。最高速度でひたすら突っ走ることも可能。また、運転中の風景を撮影することもできる。

 

 リアル感には欠けていて子供だましのようなところもあるが、ガチャの存在により意外と長く楽しめる作品。ちゃっかり合計14時間40分も遊んでいた。興味のある人は買ってみても良いかもしれない。

 

 なお、この「電車運転指令!」には東京湾編もある。

 今年の春休み、青春18切符東海道本線を旅して(僕は今まで横浜~東京間しか乗ったことが無い)このゲームの聖地巡礼?をしようかと思っていたのだけれど、コロナで行けなくなってしまったなあ・・・。残念。

 

 

〈リンク〉

任天堂のサイトより

https://www.nintendo.co.jp/titles/50010000040135

 

〈次回予告〉

第47回目にして、ようやく出てきたあの人気シリーズ。

3rdシーズンの最後を飾る大作RPG

 

 

ゲームレビュー㊺ 地獄少女 朱蘰

地獄少女 朱蘰

 

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発売日:2007年9月27日

発売元:コンパイルハート

CERO:B(12歳以上対象)

自分のプレイ時期:2019年11月下旬~12月上旬

難易度評価:3

(1、簡単   2、普通   3、やや難しい   4、難しい   5、非常に難しい)

 

 突然だが話は2009年の夏に遡る。当時僕は小4。その頃、アニマックスで平日の夜8時頃にアニメを観るのが日課になっており、メインに観ていたのは母親に影響されて観た「銀河鉄道999」だった。これは夜8時から放送されていた(調べたので間違いない)。さて、夜の8時半からは「ドラゴンボールGT」が放送されており、これも観ていたのだが、この終了後にあるアニメが放送される。それが「地獄少女 三鼎」である。

 

 昔は人一倍怖がりだったというのもあり、それまではホラーな感じの作品は意図的に避けていた。アニメも然り。ただ、銀河鉄道999終了後に何となくチャンネルを変えずそのままにしていたら始まってしまったので、最初の頃は取りあえず恐る恐る観る、というような感じだった。まるで禁忌の扉を開くような気分。

 

 それは当時の自分にとって衝撃の内容だった。依頼主が藁人形の糸を解いたら怨みの相手は問答無用で地獄に流される。その頃は毎回観ていたという訳ではなかったが(多分3分の1も観たかどうかってところ)、それでも僕に強烈な印象を与えた。特に山童に冬虫夏草を植え付ける話(第十七話、「藁の中」)とか、昔からキノコ好きだったこともあってとにかく衝撃で、その後決して忘れることがなかった。その他にも断片的に記憶に残っていたシーンがいくつかある。OPは後に見直すまでどんな曲か忘れていたが(これ名曲ですよ)、閻魔あい役の能登麻美子さんが歌う美しくも恐怖を煽るようなED曲は、その後ずっとメロディをほぼ完璧に覚えていた。

 虫食い状態で観ていたらいつの間にか最終回になってしまい、その最終回は観たものの「えっ?どういうこと?」ってなってしまったので、このアニメについてはずっと心残りがあった。

 

 そして年月は一気に6年も飛び2015年10月、高1になった僕は、断片的な記憶はあるもののすっきりとしない思いが続いていた「地獄少女」を1期から昔観ていた3期まで、全78話(当時)全部観てやろうという考えに至った。というわけで家族が寝静まった深夜、こっそり家のPCを開いて、確か現在は閉鎖されている著作権的にあまりよろしくない動画サイトで1期の1話から順に観ていった。1期の終盤で予想外の展開になりなかなか面白かったが、深夜に毎日無理して起きて観ていたこともあり、2期の中盤辺りで疲れてきて観るのを一旦やめてしまった(後に分かったことだが、2期が面白くなってくる話の前辺りで観るのをやめてしまったらしい)。

 

 さらに年月は流れ2019年3月下旬、残りわずかになった春休み、あと何をしようかなと考えて思い付いたのは「中途半端な状態で止まってしまっていた地獄少女の残りの話を全部観る」ということだった。2期の中盤で止まっていたが、ここでは昔観ていたので早く観直したかった3期を先に観ることにした。今回はちゃんとTSUTAYAでDVDを借りて観た。

 相変わらず後味の悪い話が続くのでなかなか大変だったけど、ここに来て地獄少女に過去最高にハマってしまった。あまりにも切なすぎる3期の終盤、そしてシリーズ屈指の衝撃展開を迎える2期の終盤…。オマケに2期の最終回を観て、一番好きな声優が能登麻美子さんになった。ネタバレになるから詳しくは言えないけれど、とんでもないことが起こった2期の最終回だけ閻魔あいの声の雰囲気を変えてくるんだよ…。それが良い意味で精神をエグってくるというか…。

(ちなみに、それまで声優について詳しく知らなかったせいで能登麻美子=閻魔あいというイメージしかなかったので、2019年4月に観た「もやしもん」の武藤葵で「えっ?声優閻魔あいと同じ人?」ってなった(正確に言えば、能登さんを好きになったのはこれが決定打)。というわけでちょっとググってみたら「ケロロ軍曹」のあの人もかよ。びっくり。

もやしもん地獄少女と同じく、小4の時にアニマックスで中途半端に観てしまったせいで9年半近くずっと心残りがあったアニメである)

 

 そんなわけでこれで1~3期、計78話を全て観たことになり、それから約2ヶ月経った2019年5月中旬、2017年に8年振りに新作アニメとして放送された4期を観て(1~3期は各26話だったが、こちらは6話しかない)、現時点でのアニメ全84話を完全制覇したことになった。

 ちなみに去年「地獄少女」は実写映画化もされたけれど、僕は好きなマンガ、アニメ作品の実写化は別物と考えて観ない主義の人間なので、今のところ観る予定はない。今までも、どんなに好きな作品でも、実写は観たためしがない(例、こち亀)。

 

 

 やたら長くなってしまった前置きは以上!ここから本題のゲームの話に入る。

 

 ネットサーフィンをしていて、地獄少女はDS (& PS2)でゲーム化されているのか、どんな話が描かれているのか気になるな、となったが、何しろマニアックなゲームなのでAmazonではプレミア化しているし(前回の「悪魔城ドラキュラ」シリーズ程ではないが)、BOOK・OFFでもなかなか見つからない。あったら良いなという気分である日地元のHARD・OFFに寄ったら、なんと売ってるのを見付けた!ただの田舎にある店なのに何でこんなに掘り出し物が見つかるんだよ(笑)。中古ゲームの品揃えに関しては、なぜか上越市松本市よりも良い。多分上越市は冬になると雪で何も出来なくなるので、その分ゲーマーが増えるんだな。という訳で、説明書が欠けていたのが残念だったが、1000円で購入。

 ちなみに、アニメ1期は2005年10月~2006年3月、2期は2006年10月~2007年3月、3期は2008年10月~2009年3月に放送されていたので、このゲームが発売された2007年9月27日は2期と3期の間の時期となる。(この頃、「地獄少女」がちょうど放送されてない時期に放送されていたのが「ひぐらしのなく頃に」。恐ろしい時代だな笑)

 

 購入後、New 2DSLLにゲームカードを挿し込んだが反応しない。抜き挿しを何度繰り返しても反応しない。おーい、俺の1000円…と不安になったが、抜き挿しを20回以上繰り返してようやく安定して反応するようになった。中古ゲームはこういうのがあるので注意が必要。

 

 購入したのは2019年9月中旬だったけれど、この頃は前回までに紹介した「ひぐらしのなく頃に 絆」と「悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架」を絶賛プレイ中だったので、ひぐらしが全部終わるのを待ってから始めることとなった。そうしたら11月下旬になってしまった。

 

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 基本的には文章を読み進めながら選択肢を選んだり、適切に場所を移動しながらストーリーを進めていくシンプルなアドベンチャーゲームである。1日のうち、平日は学校内のみの時と町全体、休日は町全体で各数回どこに行くか選択をすることになる。そのタイミングではストーリーの進行には関係ない場所を選んでしまうと、ただの無駄足となってしまう。特定の日付までにトゥルーエンドを目指すという内容。

 

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 序盤の選択肢の選び方によって、途中で大きく2つのルートに分かれることになる。地獄少女らしく、どちらもどんどん不穏な展開になっていく。バッドエンドで後味が悪いのは当然だが、正直トゥルーエンドでもそこまでの過程により後味が良いとは決して言えない結末となっている。そこのところは原作の雰囲気をよく表していて良い。

 

 しかしゲーム全体の印象では、あまり出来が良いゲームとは言えない(Amazonのレビューを見てあまり大きな期待はしていなかったが)。

 

 まず、ボリュームが少ない。2つのルートがあるが、それぞれ2~3時間ほどあれば全て終わってしまう。達成率を100%にするのにも11時間くらいしかかからなかった。なかなか終わらないひぐらしをやった後だったので「え?もう終わり?」って感じだった。僕は中古で1000円で買ったので、現在の感覚ではまあ1000円だったら妥当な内容かなと思うけれど、本当の値段は約5000円するので、それだとどうも割高なように思う。

 

 あと、ボイスがやたら少ない。あって無いようなものである。閻魔あいのセリフくらいは全部ボイス付きにしても良かったのでは?DSの容量的にはもっといけるでしょ?製作費が少なかったのかなぁ…。音質もイマイチだし…。

 

 そしてトゥルーエンドを自力で出すのは結構大変。僕は面倒になったので攻略サイト、というかこのゲームはマニアック過ぎて攻略サイトが存在しないので何とか見つけた個人のブログに頼りました。ひぐらし絆みたいにシナリオツリーがあればもっと分かりやすくなったと思うのだけれど。

 

 突っ込みどころはあるけれど、ひぐらし絆が全部終わるのに120時間かかってなかなか大変だったので、久々に軽い気持ちでゲームが出来て良かったかな。

 

 というわけで今回は以上!

 ちなみに、第40回「BIOHAZARD REVELATIONS」から続いた不穏なゲームゾーンは今回で終わりです!次回は久々に人が死なない(というか人が登場しない?)平和なゲームとなります。その次は、まあ一応全年齢対象だけど、うーん・・・・。

 

 

〈リンク〉

任天堂のサイトより

https://www.nintendo.co.jp/ds/software/yjsj/

 

〈次回予告〉

手抜き感は半端ないけど、楽しめないこともない。