風城峠の回顧録

ゲームや本、地学のことなど

ゲームレビュー61 悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション(第1回)~悪魔城ドラキュラ(FC版)、ドラキュラⅡ~

 2020年6月初め、僕は「ロックマンXアニバーサリーコレクション」に挑んでいた。ロックマンシリーズと言えばやや高めの難易度で有名であり、ゲームがそれほど得意ではない僕はそれに案の定苦しんでいたのだが、そんなある日、幸か不幸か、ニンテンドーeショップで「ロックマンラシックスコレクション2」と「悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション」がセール中になっているのを目にした。

 硬派なアクションゲームの積みゲーをさらに増やすのか!でも、今までずっとやってみたかったものばかりだし、ましてやセール中だしな…、うーん…。

 

 というわけで両方とも買ってしまいました!これにて、僕はしばらくレトロなアクションゲームに挑み続けることが確定したのである…。

 

 「ロックマンX アニバーサリーコレクション」は7月下旬にひととおりクリアし、「ロックマンラシックスコレクション2」は9月中旬にひととおりクリアした。購入から3ヶ月経って、ようやくドラキュラとの壮絶な戦いが始まった…。

 

ロックマンXロックマン7~10の記事はこちらから

 

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悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション

・発売日:2019年5月16日

・発売元:KONAMI

CERO: B(12歳以上対象)

・自分のプレイ時期:2020年9月中旬~10月下旬

 

 本作には、悪魔城ドラキュラシリーズの初期作品が全部で8つ収録されている。そのため、全4回構成にて紹介していこうと思う。

 

収録作品は以下の通り

悪魔城ドラキュラ(FC版)

Castlevania Ⅱ Simon's Quest

悪魔城伝説

悪魔城ドラキュラSFC版)

ドラキュラ伝説

ドラキュラ伝説

バンパイアキラー

・悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん

 

初回は、「悪魔城ドラキュラ(FC版)」、「Castlevania Ⅱ Simon's Quest」について紹介する。

 

ほかの回はこちらから

 

 

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悪魔城ドラキュラ(FC版)

・発売日:1986年9月26日

・自分のプレイ時期:2016年4月、ほか

・難易度評価:4

 (1、簡単 2、普通 3、やや難しい 4、難しい 5、非常に難しい)

 

 FC版の悪魔城ドラキュラについては、2016年に3DSバーチャルコンソールにてプレイ済みなので、過去に記事を書いている。だからそちらを参照して欲しい。

 

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 ついでなので、アニコレでも本作を少しやってみることにした。アニコレ作品を2つを除いてほとんどクリアした時にプレイしたので、多少は腕が上がったのか、4面まで約1時間でクリアした。しかし5面はやはり鬼畜。だからすぐにやめた。5面が最終面より難しいの本当にやめて欲しい。

 

 

 

Castlevania Ⅱ Simon's Quest

・発売日:1987年8月28日(日本版)

・自分のプレイ時期:2020年10月中旬~下旬

・難易度評価:2.5

 

「ドラキュラⅡ 呪いの封印」の北米版である。アニコレ収録作品の中で、何故これだけ日本版を収録していないのか理解に苦しむ。ましてや収録作品の中で一番文章を読まなければならないこの作品で日本版を入れないとは…。というわけで、文章は全て英語となっている。

 

 この作品は他の収録作品と違い、敵を倒してレベルを上げたり、アイテムを集め適切にそれを使用したりして進むなど、れっきとしたアクションRPGとなっている。街には人がいて、彼らが色々とヒントを教えてくれる。それを頼りにして進めていく訳だ。フィールドは一定時間ごとに昼と夜に切り替わる。夜は敵の攻撃力や防御力が上がり、街には人が現れずその代わりに敵が出てくるが、その分得られる経験値は増える。なお、夜をショートカットすることはできない。

 北米版なので街の人が話す文章は英語だが、そんなに難しい英文でもないので、最初は律儀に訳してメモを取っていた。

 

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敵の出てくる通路(昼間)

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町の人に話しかけると・・・

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情報をくれる

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街(夜のすがた)




 しかし、この街の人々の発言に大きな問題がある。なんと街にいるほとんどの人が、嘘の情報か、何の役にも立たない情報を教えてくるのである。有意義な情報を教えてくれるのはせいぜい1つの街に2人くらいだし、序盤は何が有意義な情報なのか全く判別できない。

 さらに、それぞれの街には名前があるのだが、新たな街に入った時に、ゲーム中でその街の名前が表示されることは多分ない。だから、「この街に〇〇がある」と言われても、結局どの街がそれに当たるのか分からないままなのだ。もしかすると僕が見落としているのかもしれないが、それくらいは分かりやすく表示しておくべきだと思う。いくらファミコンのゲームと言えど。

 そのため、メモを取るのが馬鹿らしくなり、結局攻略サイトを見ながら進めることにした。実はこのゲーム、アニコレ収録作品の中では最後にプレイしたものである(ブログでは年代順に記事を並べるために初回で紹介しているが)。だから、悪魔城ドラキュラシリーズをプレイするモチベーションが徐々に消えかけてきた頃にプレイしたわけだ。そのため、いちいち考えて進めるより、攻略サイトを見ながら脳死で進める方が楽しく感じてしまった。謎解きはかなり分かりにくいものばかりなので。

 

 悪魔城ドラキュラシリーズと言えば高いアクションの難易度であるが、適切にレベルを上げていけば、このゲームはアクション面ではそんなに難しくない。なんとラスボスもただボタンを連打するだけで倒せる。だからこのゲームの難しさは、理不尽な謎解きのみとなる。

 

 マイナスなことばかり書いてしまったが、フィールド探索はそれなりに楽しく、これが「月下の夜想曲」以降の作品の元になったのかなと思ったりする。攻略サイトを頼れば、アニコレ作品の中では最もゆるくドラキュラシリーズの世界観を楽しめるゲームである。

 

 (リンク)

KONAMI公式サイト

https://www.konami.com/games/50th/ac/castlevania/jp/ja/

・ゲームカタログ@Wiki~名作からクソゲーまで~

ドラキュラII 呪いの封印 - ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~ - atwiki(アットウィキ)

 

 

 今回は以上。次回から本格的にドラキュラシリーズとの死闘を書いていくこととなる…。お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的BOOKランキング2020(1~10位)

 毎年恒例・・・といってもブログを始めてからだと2回目ですが、今年も読んだ本の中から特に良かったものを10作品選んでランキングを作成しました。今年もいかにも自分らしいランキングとなったと思います。

 また、新型コロナウイルスのせいで一時期あまり家から出なかったこともあって、今年は普段の年よりも多くの本を読みました。そのため、今年のランキングは本当に過去最高レベル、ここに紹介されている作品は、自分の中では精鋭中の精鋭です。ランキングには入らなかった作品にも心を動かされたものがあるので、それについてはまたの機会に紹介したいと思います。

 

・注意事項

 気をつけて欲しいのは、このランキングに出てくるのはあくまでも「僕が今年読んだ本」であり、「今年発売された本」から選んでいるわけではありません。そのため様々な時代の作品が混ざっています。ただし、対象となるのは今年初めて読んだ本であり、今年再読した本は含めません。

 また、単純に自分がどれだけ心を動かされたかを重点に置いてランキングを作っているので、ほとんど作品の権威や名声関係なしに本を選んでいます。あくまでも個人的な好みによるランキングです。その点をご了承ください。

 さらに、個人的な趣向により、ランキング中に出てくる作者や本のジャンルがやたら偏っている場合がありますが、これも仕方ないことですので気にしないでください。

 

 ちなみに2019年以前のランキングについてはこちらを。

 

shikakuyama.hatenablog.com

shikakuyama.hatenablog.com

 

 また、今年は「2020年上半期に読んだ本10選」という記事も書きました。勿論、下半期に読んだ本の中にも面白いものが沢山あります。果たしてこの記事に紹介されている本の中から何冊が生き残るのでしょうか!?

shikakuyama.hatenablog.com

 

ついでなので+αの記事も貼り付けておきます

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

 それでは発表を始めていきます!

 

 

10位「噂」

荻原浩・著 2001年

・読んだ期間 2020年4月16日~4月19日

新潮文庫

 

 今年は荻原浩作品を計3冊読んだ。どの作品も面白かったのだけれど、ランキングにはこの作品を入れることにした。他の2作「四度目の氷河期」「押入れのちよ」も外すのに惜しい作品である。それについては「上半期に読んだ本10選」で触れているので参照されたし。

 

 あるとき女子高生連続殺人事件が発生。その死体は足首を切り取られており、なんとそれはある香水のプロモーションのために意図的に作られた都市伝説の内容と一致しているという。真相を追う警察と疑われる人々・・・。一体レインマンとは何者なのか?その香水のせいなのか?というストーリー。

 

 文庫についていた帯に「えっ!と思わず声が出る衝撃のラスト1行」とあったが、実際に読んでいってそこまでたどり着いた時、即時には反応が出来なかった。少し経って「そういえば・・・」となってページを戻し、内容を確認して「やっぱそうか、うわーマジか・・・」となった。まさか最後にこんな残酷な仕掛けを用意してくるとは・・・。真相は自らの目で確かめるように!

 

噂(新潮文庫)

噂(新潮文庫)

 

 

 

9位「AX アックス」

伊坂幸太郎・著 2017年

・読んだ期間 2020年4月22日~4月24日

・角川文庫

 

 中1の時に僕をミステリ沼に突き落とした張本人、伊坂幸太郎さんの連作作品集。「グラスホッパー」「マリアビートル」に続く殺し屋シリーズの作品だが、過去作の登場人物について少し語られる程度なので、この作品単独で読んでも何の問題も無い。ただし他作品ネタを探すのも伊坂作品の醍醐味の1つなので、併せて読むことをおすすめしたい。

 

 殺し屋であり敵と戦う時は冷静沈着である主人公、兜であるが、妻やスズメバチには怖じ気づくというギャップが面白い。だからこそ格好良さが引き立つのかも。緊張感があるのかないのか分からない話が続いていくが、後半一気に物語が動く。伏線回収も素晴らしい。伊坂作品特有の面白さを存分に味わえる小説。

 

 ちなみに今年は伊坂作品を新たに4冊読んだ。これにて、現時点で文庫化されている伊坂さんの小説はすべて読んだことになる。追いつくのに8年かかった・・・。

 

AX アックス (角川文庫)

AX アックス (角川文庫)

 

 

 

8位「本陣殺人事件」

横溝正史・著 1946年

・読んだ期間 2020年2月1日~2月7日

・角川文庫

 

 記念すべき金田一耕助シリーズの第1作目。表題作の長さは約200ページ程と、かの有名な「八つ墓村」や「犬神家の一族」と比較するとやや小粒だが、それらに負けず劣らずの面白さである。ネタバレになるので言えないが、トリックも結末もインパクト絶大。古き良き国産ミステリーの大傑作だ。

 

 自分が読んだ角川文庫版には「車井戸はなぜ軋る」「黒猫亭事件」も同時収録されている。どちらも独特な味わいを残す作品でオススメ。車井戸~は面白いけれど後味が悪いかな。黒猫亭は終盤なかなか盛り上がる。

 

 

 

 

7位「向日葵の咲かない夏」

道尾秀介・著 2005年

・読んだ期間 2020年8月10日~8月13日

新潮文庫

 

 ある夏の日、僕はS君が家で首を吊って死んでいるのを見つけた。しかし、しばらくすると彼の死体はその場から消えてしまっていた!さらに、死後S君は僕の前に現れ、「僕は殺された」という。僕は妹のミカ、そしてS君とともに事件の真相を暴くために動き出す・・・というストーリー。

 

 とにかく読者の予想の斜め上を行き続ける小説。例えば、死後僕の前に現れたS君。普通なら霊体となって現れたと思うでしょ?しかしこの小説では・・・、まあ言ってしまうと読んだ時の衝撃を損ねてしまうので言わないですけどね。

 

 読めば読むほど謎が深まり、もう何を信じればいいのか分からなくなっていく・・・。そして衝撃の結末。読んでいて決して気分が良い小説ではないが、その驚くべき仕掛けを楽しんでみて欲しい。

 

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

 

 

 

 

6位「霧が晴れた時 自選恐怖小説集」

小松左京・著 1993年(本書出版年)、1963年~1976年(収録作品発表年)

・読んだ期間 2020年5月21日~5月23日

角川ホラー文庫

 

 SFの大家、小松左京によるホラー短編集。一口にホラーとは言っても、謎の怪物が出てきたり、SFチックだったり、不思議な能力を持つ人物が現れたり、カニバリズムを取り扱ったりと、その内容は非常にバラエティに富んでいる。どれもあっと驚くラストなのが良い。

 

 個人的に好きなのは特定の地域だけ自分の、さらには物にまでドッペルゲンガーが現れ始める「影が重なる時」、謎の招集令状が届いて次々に若者が消えていく「招集令状」、思い浮かべた物を実体化させる能力を持つ男の話である「消された女」かな。勿論他にも紹介したい話があるが長くなるのでこの辺で。何しろ全15編収録と充実した内容なので。個人的にかなりイチオシな本である。

 

 

 

5位「日本の火山に登る」

・及川輝樹、山田久美・著 2020年

・読んだ期間 2020年10月29日~11月1日

・ヤマケイ新書

 

 殺伐とした内容の作品が並ぶ今年のランキングの中で、この本は唯一の良心だと思っている(笑)。

 火山学者が火山の面白いところを色々紹介している本書。大学で地質学を学んでいる僕であるが、著者の及川さんは自分の大学、そして所属している学科のOBでもある。これは買わないわけにはいかない!

 

 最新の研究結果が多く盛り込まれており、新たな驚きがたくさんある。例えば、一万年以上沈黙を保っていたかのように思われていた御嶽山が、実はしょっちゅう噴火していたとか(千年~万年単位の、長い目で見たときの「しょっちゅう」であることをお忘れなく)。

 今年実際に行ったところについても結構書かれていたのが嬉しい。大きな岩がゴロゴロしていて進むのに難儀した北八ヶ岳の三ツ岳は比較的新しい溶岩で出来ているとか、多くの登山客で賑わう乗鞍岳ではたった500年前に水蒸気噴火を起こしていたかもしれないとか・・・。枚挙にいとまがない。

 

 地学や登山に興味のある方もない方も、是非本書を手に取って、日本の自然を味わって頂きたい。

 

 

 

4位「十角館の殺人

綾辻行人・著 1987年

・読んだ期間 2020年3月15日~3月17日

講談社文庫

 

 ミステリーの名作として非常によく取り上げられる小説。ミステリー小説は好きだけれど基本的に同じ作者の作品ばかり読んできたので、僕はこの作品をそれまで読んだことがなかった。綾辻作品は昨年読んだ「Another」に続いてこれで2作目(「Another」は「個人的BOOKランキング2019」で紹介済み)。

 

 大学の推理研究会のメンバー7人がかつて殺人事件のあった角島の十角館で過ごし始めるが、そこで次々に殺人事件が発生・・・。それと並行して本土では以前の事件の調査が始められる・・・というストーリー。島と本土の様子が交互に語られて物語は進んでいく。「犯人は誰?」という話になるのだが、終盤はそんなのもどうでも良くなるくらい衝撃的な展開が待っていた・・・。作者の手にうまく転がされてみて欲しい。

 

 

 

3位「栄光の岩壁」

新田次郎・著 1973年

・読んだ期間 2020年8月27日~9月2日

新潮文庫

 

 大学入学後に新田次郎の小説をかなり読んでいるのだが、今年はその中からこの作品をチョイス。

 遭難により足が不自由になった竹井岳彦。しかし彼は登山を諦めてはいなかった。過酷なトレーニングの末、穂高岳の岩壁に挑戦。そして彼の情熱は次第に海外に向けられることとなる・・・。

 

 昨年読んだ「孤高の人」(個人的BOOKランキング2019、2位)と並んで非常に面白い小説だった。安定の新田次郎節というべきか、主人公の周りでやたら人が死ぬところ、主人公の邪魔をしてくるクズな人物が登場するところ、そして30過ぎまで恋愛話がないところなどは「孤高の人」と似通っている。新田次郎の山岳小説の主人公が、かなりの確率でそれなりの年まで童貞なのほんと好き(は?)。

 ただし「孤高の人」と大きく違うのは主人公が結構人と関わっているところ、そして時代設定である(「孤高の人」は戦前、こちらは戦中~戦後)。

 

 登山の恐怖と興奮に溢れた傑作。自分の信念を貫き通す強さには憧れてしまう。自分も頑張りたいものだ。

 

栄光の岩壁(上) (新潮文庫)

栄光の岩壁(上) (新潮文庫)

 

 

 

2位「緋色の囁き」

綾辻行人・著 1988年

・読んだ期間 2020年9月29日~10月1日

講談社文庫

 

 叔母が運営する女学園に入ることとなった冴子。そんな中、クラスで「魔女」と呼ばれていたルームメイトが焼死体で発見された・・・。その後次々と起こる殺人事件。記憶が曖昧なため、まさか自分が・・・と恐れをなす冴子。しかも彼女は幼い頃の記憶を失っていた。一体事件の犯人とは誰なのか?そして冴子の過去とは?というストーリー。

 

 昨年読んだ「Another」と並ぶくらい面白かった作品。読みやすさと面白さでページがどんどん進んだ。時々挿入される「囁き」も不気味であった。30年以上前の作品だけど全く古さを感じさせない。登場人物が女子ばかりなので、アニメ化したら華やかになるのでは?(やめろ)

 

 ちなみに自分が購入した少し後に本作の新装改訂版の発売が発表された。なんだよ~と思ったが、今後旧版を新品で手に入れるのは困難になるかもしれないので、それはそれで良いのかもしれない。Amazonのリンクは自分が購入した旧版である。

 

緋色の囁き (講談社文庫)

緋色の囁き (講談社文庫)

  • 作者:綾辻 行人
  • 発売日: 1997/11/14
  • メディア: 文庫
 

 

 

1位「復活の日

小松左京・著 1964年

・読んだ期間 2020年1月7日~1月15日

・角川文庫

 

 今年はこの作品を1位にするべきだ、いやしなければならない、と感じた。何故か、それはその内容を見てもらえば分かる。

 

 ウイルスによって人類がほぼ滅亡してしまうという内容のSF小説。ウイルスと言えば、今年は新型コロナウイルスが世界に大混乱を巻き起こしているが、この小説を自分が読んだのはまだ日本にコロナの脅威が訪れていなかった1月上旬~中旬。まさか、この本を読んだ後に似たようなことが起こってしまうなんて思いもしなかった。今思えばあの頃はまだ平和だったな・・・。

 

 日常がじわじわと崩されていく様子が本当に恐ろしい。そして「日本沈没」でも感じたが、小松左京さんの脳内シミュレーション能力はとにかく凄い。55年以上前の小説なので、今の科学からすると古いなと感じることも多いが(これは仕方ない)、小松さんは様々な情報を噛み砕いて自分のものにする能力に非常に長けていると思う。それはもう感動するくらいに。彼によって生み出された世界には、実際に今回のコロナ禍でも見られたような事例がいくつも含まれている。とにかく、今だからこそ読んでおきたい小説だ。

 

 

復活の日 (角川文庫)

復活の日 (角川文庫)

 

 

 

 

 以上が今年のベスト10です!最後にもう一度まとめておきましょう。

 

10位「噂」荻原浩

9位「AX アックス」伊坂幸太郎

8位「本陣殺人事件」横溝正史

7位「向日葵の咲かない夏」道尾秀介

6位「霧が晴れる時 自選恐怖小説集」小松左京

5位「日本の火山に登る」及川輝樹・山田久美

4位「十角館の殺人綾辻行人

3位「栄光の岩壁」新田次郎

2位「緋色の囁き」綾辻行人

1位「復活の日小松左京

 

 今年も不穏な作品が多いですね・・・。でもここ数ヶ月はあんまりミステリーを読んでいないんですよね。では一体何を読んでいたか?そういえば、上半期に読んだ本については今までこのブログでも結構書いたけれど、下半期に読んだ本についてはまだこのランキングに登場した4作品しか紹介していません。つまり、まだまだ紹介したい作品があるということです。それについてはまた回を改めて紹介したいと思います!

 

 今回は以上!!

ゲームレビュー 4thシーズン総集編

 シーズン終わり恒例、過去に書いた記事を貼り付けていくだけの総集編。4thシーズンからNintendo Switchのゲームが登場。スクリーンショットが出来るようになったので、使う画像の数を以前と比較してかなり増やした。それだけ、記事の内容が丁寧になり、進化したシーズンになったと思う。

 

 

1st、2ndシーズンの記事はこちらから

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

1stシーズン記事一覧

・第1回 プロローグ(とったど~ よゐこ無人島生活)

・第2回 マリオカートDSマリカーの思い出~(前編)

・第3回 マリオカートDSマリカーの思い出~(後編)

・第4回 マリオパーティDS

・第5回 New スーパーマリオブラザーズ

・第6回 こちら葛飾区亀有公園前派出所 勝てば天国!負ければ地獄!両津流一攫千金大作戦!

・第7回 DSiウェア連続レビュー(前編)

・第8回 DSiウェア連続レビュー(中編)

・第9回 DSiウェア連続レビュー(後編)

・第10回 あつめて!カービィ

 

2ndシーズン記事一覧

・第11回 逃走中 史上最強のハンターたちからにげきれ!

・第12回 スーパーマリオブラザーズ

・第13回 スーパーマリオブラザーズ3

・第14回 スーパーマリオUSA

・第15回 戦国無双 Chronicle 2nd

・第16回 ルイージマンション2

・第17回 スーパー魂斗羅迷宮組曲 ミロンの大冒険

・第18回 3DSダウンロードソフト連続レビュー

・第19回 スーパーマリオランド2 6つの金貨

・第20回 ゲームセンターCX 3丁目の有野

・第21回 ロックマンゼロコレクション

・第22回 スターフォックス64 3D

・第23回 グラディウス

・第24回 レゴシティ アンダーカバー チェイス ビギンズ

・第25回 モンスターハンター クロス

・第26回 悪魔城ドラキュラ

・第27回 Minecraft

 

 

3rdシーズンの記事はこちらから

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

3rdシーズン記事一覧

・第28回 魂斗羅スピリッツ

・第29回 スーパーマリオワールド

・第30回 蒼き雷霆 ガンヴォルト

・第31回 New スーパーマリオブラザーズ2

・第32回 セガ復刻アーカイブス2

・第33回 星のカービィ ウルトラスーパーデラックス

・第34回 ロックマン クラシックスコレクション(前編)

・第35回 ロックマン クラシックスコレクション(後編)

・第36回 ゼルダの伝説 夢をみる島DX

・第37回 レトロゲーム3種盛り

・第38回 ファイナルファンタジー

・第39回 ゼルダの伝説 神々のトライフォース2

・第40回 BIOHAZARD REVELATIONS

・第41回 真・女神転生

・第42回 ひぐらしのなく頃に 絆(前編)

・第43回 ひぐらしのなく頃に 絆(後編)

・第44回 悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架

・第45回 地獄少女 朱蘰

・第46回 電車運転指令!東海道

・第47回 ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君

 

4thシーズン記事一覧

全13回 計50858字

第48回 ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド(前編)

 4692字

shikakuyama.hatenablog.com

 

第49回 ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド(後編)

 2396字

shikakuyama.hatenablog.com

 

第50回 「魔界村」敗走記

 2761字

shikakuyama.hatenablog.com

 

第51回 ドンキーコングアイスクライマーイー・アル・カンフー

 2587字

shikakuyama.hatenablog.com

 

第52回 ロックマン11 運命の歯車!!

 4224字

shikakuyama.hatenablog.com

 

第53回 F-ZERO、す~ぱ~ぷよぷよ

 2280字

shikakuyama.hatenablog.com

 

第54回 星のカービィ 夢の泉の物語星のカービィ3

 2845字

shikakuyama.hatenablog.com

 

第55回 パネルでポン

 2124字

shikakuyama.hatenablog.com

 

第56回 ロックマンX アニバーサリーコレクション(前編)

 7558字

shikakuyama.hatenablog.com

 

第57回 ロックマンX アニバーサリーコレクション(後編)

 6458字

shikakuyama.hatenablog.com

 

第58回 ロックマン クラシックスコレクション2(前編)

 6390字

shikakuyama.hatenablog.com

 

第59回 ロックマン クラシックスコレクション2(後編)

 4717字

shikakuyama.hatenablog.com

 

第60回 彼岸花の咲く夜に

 1826字

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

 それでは、来年もよろしくお願い致します。読者が増えることを祈って・・・。

ゲームレビュー60 彼岸花の咲く夜に

彼岸花の咲く夜に

画像

・発売日:2016年7月27日

・発売元:フリュー

CERO:D(17歳以上対象)

・自分のプレイ時期:2020年8月下旬~9月上旬

・難易度評価:なし

 

 

 当ゲームレビューもこれにて第60回目を迎えた。相変わらずあまり読まれていないのだけれど、数少ないながらも当ブログで最もアクセスされている記事は「ひぐらしのなく頃に 絆」の記事である。あれも相当文量を費やしたので読まれると嬉しいのだけれど、個人的に最も力を入れて書いたのがロックマンシリーズの記事なので、そちらの方に当ブログの代表作になってほしいな・・・、と思ったりする。

 

 「ひぐらしのなく頃に 絆」の記事はこちらから

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

 前置きはこれくらいにして、今回紹介するゲームは「ひぐらしのなく頃に」と同じく竜騎士07氏が手がけた「彼岸花の咲く夜に」である。昨年のひぐらし同様、夏だし怖いノベルゲーでもやろうかな、ということで購入。当時「ロックマン クラシックスコレクション2」を進めていたが、ひたすらロックマンをやり続けることにも疲れてきたの

で、少し寄り道をすることにした。ロックマン9、10と並行して進める、といった感じとなった。

 

shikakuyama.hatenablog.com

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 この作品は、3DSニンテンドーeショップで800円で購入した。フリューという会社が、インディーズのアドベンチャーゲーム3DS用に移植してニンテンドーeショップで配信する「カタルヒト」というレーベルを作成しており、この作品もそのシリーズの中の一つである。「カタルヒト」では他にもいくつかゲームがあるけれど、2016年末以降新しいゲームは配信されていない。事実上、そのプロジェクトは終了したのだろう。ちなみに、「カタルヒト」のゲームはその後にもう一つ購入し、プレイしている。その紹介はゲームレビュー第65回辺りになると思われるのでお楽しみに。

 

 アドベンチャーゲームとは言うものの、ルート分岐などは何も無く、ひたすら文章を読んでいくだけである(原作がどうなのかはよく知らないが)。連作短編集となっており、30分~1時間程度で終わる話が全部で7つ入っている。全て読んでも6時間もかからない。ちなみにボイスは入っていない。そういう意味では純粋なサウンドノベルである。

 

 ひぐらしのような怖さを求めて・・・と書いたが、この作品は怖いというよりは、ひたすら暗く、重い。

 内容を簡単に言ってしまえば、色々あって妖怪となった森谷毬枝が、元から学校に潜む妖怪である「彼岸花」と、人の弱みや憎しみにつけこんで悪さをする妖怪から生徒たちを助けたり助けなかったりする物語である。ほとんどの話でいじめが出てくるのでひたすら話が陰湿な感じ。ひぐらしと違って最初から話が重い。そして出てくる登場人物はどうしようもないクズばかりである。まあ、最初に出てくる先生が群を抜いて酷い奴なのだが・・・。

 

 「いじめにより生まれる人々の心の闇」が作品全体を通して主題に置かれているので、ひぐらしのようなものを求めて触れると「なんか違う・・・」と思うことになる。というかひぐらしがあまりにも凄すぎた。そもそも作品のスケール感が全く違うのでひぐらしと比べること自体間違っているのかもしれないけれど、正直この作品は可もなく不可もなく、って感じだった。色々とあっと驚く展開が待ち受けていて決してつまらなくはないのだけれど、好きな作品、とまではいかないかな・・・。人ならざるものを交えながら人の心の闇を描く作品なら、個人的に昔から馴染みのある「地獄少女」や「xxxHOLiC」の方が好きだし。いじめ問題に触れるなら重松清の小説を読めばいいかなと。

 

 なんかマイナスな感じのレビューになってしまったけれど、1周するのにそんな時間はかからないので、陰湿な感じの話が好きな人(?)はプレイしてみるのも良いかもしれない。

 

 

〈リンク〉

・「カタルヒト」公式サイトより

[カタルヒト]彼岸花の咲く夜に 第一夜 (07th Expansion) | インディーズADVシリーズ カタルヒト

 ・任天堂ホームページより

[カタルヒト] 彼岸花の咲く夜に 第一夜
(07th Expansion) | ニンテンドー3DS | 任天堂

 

 

ゲームレビュー59 ロックマン クラシックスコレクション2(後編)~ロックマン9、10~

前編はこちら

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

過去に書いたロックマンシリーズの記事はこちら

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

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 ロックマンラシックスコレクション2の記事もこれにて後半戦。今回は、ロックマン9、ロックマン10について紹介する。

 

(注、今回も筆者多忙につき、画像に関してはある動画から拝借したものとなっています。僕は到底メットなしでクリア出来る腕前ではないのであしからず)

 

 

 

ロックマン9 野望の復活!!

・発売日:2008年9月24日

・発売元:カプコン

・自分のプレイ時期:2020年8月下旬~9月上旬

・難易度評価:3.5

(1、簡単  2、普通   3、やや難しい   4、難しい   5、非常に難しい)

  

  2008年~2009年にかけてWiiPS3などで発売されたゲームである。だから今作はレトロゲームではないのだが、なんとグラフィックはファミコン風。さらに、ロックマン2のように溜め撃ちやスライディングなどは出来なくなった。というわけでレトロ感溢れる仕様で復活を果たした。だがロックマン7以降に出てきたネジとショップは今作も健在。しかもE缶は最大9個まで持てるので、厳しく感じたらE缶を使ってのゴリ押しも可能。難易度はかなり高いが、ショップのお陰である程度緩和出来るようになっている。

 

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今作もショップでアイテムの買いだめができる

 では8ボスステージからざっと個人的な体験記を書いていこう。

 僕がまず最初に選んだのはコンクリートマンステージ。やはり道中の難易度は前2作と比べると高く、コンクリートマンも動きを封じる攻撃をしてくるので厄介だが、E缶を使って何とか倒した。

 

 そしてその次に選んだジュエルマンステージもかなり大変。自分が左右に動かないと揺れない振り子リフトがあり、これをうまく操りながら進んでいくわけだが、飛び移ろうとした先に即死トゲがあったりするので慎重な行動を求められる。特に嫌らしいのは下の画像のようなところ。勢いをつけて振り子を揺らすと横の壁のトゲに当たるし、かといって小さく揺らしただけだと真下に下りられない。下手したら下の両側にあるトゲに当たる。かなり緻密な操作が求められるところだ。

 

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ジュエルマンステージで特に緊張するところ

 ボスのジュエルマンも決して弱い敵ではない。しかし、ジュエルマンを倒してジュエルシールドを手に入れれば、その後の進行がかなり楽になる。これは一定時間ロックマンの体の周りを宝石が回転することで、ぶつかってきたザコ敵を倒してくれるという、シリーズ最強の防御兵器である。

 これが役に立つステージは今後いくつも出てくるのだが、例えばギャラクシーマンステージ。このステージでは上からロックマンを掴んで即死トゲへ連れていこうとする敵が現れる。無防備な状態だとコイツをかわすのがかなり難しいのだが、ジュエルシールドを発動させていれば、その敵がロックマンを掴もうとしても、シールドのお陰で勝手に死んでくれる。よって快適に進めることが出来るようになるのだ。

 

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ギャラクシーマンステージのこいつもジュエルシールドさえあれば即死

 ジュエルマンステージは今作の8ボスステージの中でも難しい方だが、ジュエルシールドの機能が素晴らしいので早いうちにクリアしておくことをおすすめする。ちなみに、コンクリートマンを倒すと手に入る、ザコ敵を固めることが出来るコンクリートショットもかなり有能。このゲームは、特殊武器をどんどん使って、ザコ敵をうまく対処していくのがコツだ。

 

 次に選んだプラグマンステージでは、過去最長レベルの点滅ブロック地帯が出現。ホーネットマンステージも、中ボスまで体力を維持するのが大変だった。このゲームは8ボスステージが全体的に難しいので、気の休まる暇もない。スプラッシュウーマンステージとマグママンステージは比較的楽な方か。ジュエルシールドを持っていれば、ギャラクシーマンステージも難しくない。ギャラクシーマンは今作の8ボス最弱だし(今作で唯一バスターのみで1発撃破できたボス)。

 

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恐怖の点滅ブロック地帯

 そして8ボスステージ最大の難関がトルネードマンステージ。回転する磁石の足場は、乗った後すぐジャンプをしないと即落下死。なんかくっつくことも出来るみたいだけど、くっつき方がよく分からなかったのでひたすらぴょんぴょんしながら進んだ。そのため落下死の連続。しかもこの地帯が地味に長い。そこを抜けても、向かい風が吹く中で一マスのブロックを渡り歩く地帯があり、とにかく緊張する場所の連続。このステージをクリアするのに1時間半もかかった。多分、8ボスステージではシリーズ最難関レベルだと思う。回転磁石へのくっつき方が分からなかったからだろうけど、とにかく難しいステージには間違いない。

 

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超難関!トルネードマンステージ

 こうして泣きたくなるほど苦しむこともあったが、何とか8ボスステージをクリア。

 ここからワイリーステージに入るが、もちろんそこも難しい。

 まずワイリーステージ1。即死ビームが横から次から次へと出てくる地帯があり、それをコンクリートショットで固めながら登ろうとしたのだが、うまく出来ず発狂もの!耐えかねてプレイ動画を見たら、部屋に突入後すぐラッシュコイルを置いて登っていたので、真似したら普通にいけた…。ボスはそこまで強くなく一安心。

 

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動画のようにうまく固められればいいのですが・・・。

 続いてステージ2。ステージ自体はラッシュをうまく使えば1ほど難しくはないが、ボスが第三形態まであって面倒だったので、E缶を使ってゴリ押しした。

 

 ワイリーステージ3は、相変わらず即死トゲや穴で死にまくる自分にイライラ。なんとか突破するも、ボスのツインデビルに大苦戦!自力で上手い避け方を編み出し、倒したときにはステージ開始から1時半くらい経っていた…。ちなみにツインデビルはバスターのみ&E缶不使用で倒した。頑張りました。

 

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難敵!ツインデビル

 そしてついにラスボス戦のワイリーに挑戦!第一形態は、ワイリーマシンが放つ球をバスターなどで跳ね返して攻撃するのだが、これがかなり難しい!なんと第一形態すらろくに倒せないまま2時間以上経過。ゲームの中でも球技音痴を遺憾なく発揮していて悲しい・・・。ただ、さすがに2時間もやってれば徐々に慣れてきて、第一形態を倒せるようになってきたが、なんとこのワイリーは第3形態まであるのだ!もう面倒になって、第一形態を好条件で倒した際に湯水の如くE缶を使用して、ゴリ押しで第二、第三形態を一気に撃破!E缶6個くらい使ったかな・・・。何はともあれ、第一形態はある程度安定して倒せるようになったのでヨシ!

 

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地獄のワイリー第一形態


〈リンク〉

カプコン公式サイト

CAPCOM:ロックマン クラシックス コレクション 2 公式サイト

・ゲームカタログ@Wiki~名作からクソゲーまで~

ロックマン9 野望の復活!! - ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~ - アットウィキ

 ・画像引用元

https://www.youtube.com/watch?v=skyIfAblnDI

 

 

 

 

ロックマン10 宇宙からの脅威!!

・発売日:2010年3月9日

・発売元:カプコン

・自分のプレイ時期:2020年9月上旬~中旬

・難易度評価:3.5

 

 今作もファミコン風のグラフィック。現代風のグラフィックは2018年発売のロックマン11で復活することになる。

 

 自分はまずソーラーマンステージから開始。動く足場と飛び出る炎にいきなり苦戦。ボスのソーラーマンも強い。何回か戦い、E缶1個使ってソーラーマンを撃破。1時間近く費やした・・・。

 

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ソーラーマンステージ



 次に選んだのはチルドマンステージ。後半の氷を割りながら向かってくる敵に何度も突き落とされたが、一度立ち止まって冷静に倒していけば大丈夫なことが判明。その後たどり着いたチルドマンは弱点武器で難なく倒せた。

 

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氷を割りながら向かってくる敵を対処

 次に選んだニトロマンステージは、後半のトラックにやや苦戦。ボスは弱点武器の使い方が最初よく分からず無駄遣いしてしまったので、E缶1個使ってゴリ押し。

 続くシープマンステージ、ポンプマンステージはあまり苦戦しなかった。

 

 しかし、ストライクマンステージで大苦戦!このステージはBGMは野球の応援風で楽しいのだが、個人的にこのゲームの8ボスステージ最難関だと思う。攻撃をかわすのがかなり面倒な中ボスが2体おり、さらにザコ敵の攻撃量が尋常じゃない。このゲームは本当にザコが容赦ない攻撃を仕掛けてくる。ようやくボスの部屋にたどり着いても、そこにいるストライクマンが超強い!弱点武器が無いと勝てないと思ったので後回しにした。

 

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ストライクマンステージの面倒な中ボス

 ただ、代わりに選んだコマンドマンステージでは、後半の画面全体を覆う砂嵐に苦戦!ソードマンステージも敵の攻撃が激しいのなんの。弱点武器を手に入れストライクマンステージへカムバック。相変わらず後半に苦戦したが、弱点武器があればストライクマンは楽勝だった。

 

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コマンドマンステージの砂嵐。油断していると流されて落下死

 

 8ボスステージを全てクリアし、ついに終盤ワイリーステージへ。

 ワイリーステージ1の中ボス&ボスは、過去のボスにまつわる攻撃をしてきて面白かった。慣れればバスターでも難しくないし。

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例えばこの画像のような時はエレキマンの攻撃をしてくる

 

 続くワイリーステージ2は、某サイトにシリーズ最難関ステージと書いてあったけれど、そこまででもない気が・・・。確かに初見殺しは多いけれど、ストライクマンステージや9のトルネードマンステージの方が余程難しかった・・・。

 

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不安な足場が続くワイリーステージ2

 こんな感じでどんどんクリアしていって、ついにラスボス、ワイリーである。しかしこのワイリー戦、もう面倒になってしまってほぼE缶でゴリ押ししました・・・。ある程度敵の動きを見切った上で使っているから許してくれ。

 ワイリーを倒してもその後に真のラスボスとして再び登場。第二形態まであるだろうし、E缶1個使って様子を見よう・・・、と思ったら、ないんかい!無印ロックマンの真のラスボスは案外大したことなかったりする(3とか、3とか、3とか・・・)。

 

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真のラスボス。ワイリーが2体!?

 というわけで、終盤モチベーションが無くなっていってしまったが、無印ロックマンのナンバリングタイトルはこれにて全てクリア!5月から4ヶ月間も続いた、ロックマンシリーズとの長い戦いに終止符を打ったのである・・・。しかし、この後にさらなるアクションゲームの難関が立ちはだかることに・・・。それについては来年に書くことにしよう。

 

〈リンク〉

カプコン公式サイト

CAPCOM:ロックマン クラシックス コレクション 2 公式サイト

・ゲームカタログ@Wiki~名作からクソゲーまで~

ロックマン10 宇宙からの脅威!! - ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~ - アットウィキ

・画像引用元

https://www.youtube.com/watch?v=GXFaTGvvouQ

 

 

ゲームレビュー58 ロックマン クラシックスコレクション2(前編)~ロックマン7、8~

 ゲーム偏差値40台のゲーム下手くそな人が高難易度のゲームをやったらどうなるか?がコンセプトのこのブログ。今回も高難易度でお馴染み、ロックマンシリーズのレビューをしていこう。

 

過去に書いたロックマンシリーズの記事はこちらから

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

ロックマンラシックスコレクション2

・発売日:2018年5月24日(Switch版)

・発売元:カプコン

CERO:A(全年齢対象)

・自分のプレイ時期:2020年8月上旬~9月下旬

 

 まだ「ロックマンX アニバーサリーコレクション」を始めて間もない頃、これと「悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション」がセールで半額近くになっているのを見つけてしまい、それなら買うか!と思って同時購入。よって一時期レトロゲーの積みゲーがやたら増えてしまった。現在は全て消化してホッと一息ついているのだが。

 

 さて、前編では「ロックマン7 宿命の対決!」「ロックマン8 メタルヒーローズ」の紹介をする。

 

※注 第48回「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」以降は、使用する画像については自分のSwitch Liteでスクショしたものを使ってましたが(第50回は除く)、今回は筆者多忙につきゲームをやり直す時間がないため、某動画から拝借したものを使っています。ご了承下さい。

 

 

ロックマン7 宿命の対決!

・発売日:1995年3月24日

・発売元:カプコン

・自分のプレイ時期:2020年8月上旬~中旬

・難易度評価 3.5

(1、簡単   2、普通   3、やや難しい   4、難しい   5、非常に難しい)

 

 ロックマン1~6はファミコンのゲームだったが、こちらはスーファミのゲーム。そのため色々と演出が豪華になった。例えば、ステージをクリアするとロックマンロールちゃんの会話が出てきたりする(ロールちゃんの返答が意外と辛辣)。

 また、ステージ中に出てくるネジを集めることで、ショップでE缶などのアイテムを買うことが出来るようになった。そのためE缶は集めやすくなったが、今作では4つまでしか持てない。

 

 そして今作では8ボスステージが前半と後半に分かれており、前半では4つのステージまでしか選べない。それらをクリアすると、もう半分のステージが登場する。

 

 あとの基本的なシステムは前作までとほぼ同じなのでここからは個人的なプレイ日記。

 

 まず最初に選んだのはバーストマンステージ。このステージのボスのバーストマンにいきなり苦戦!爆弾泡に巻き込まれるとロックマンが即死トゲ天井へと連れていかれる。天井に辿り着く前にハチャメチャに動いて泡を割れば良いが、それが間に合わないと即死するのでたちが悪い。爆弾泡をうまく回避するのも慣れるまで難しい。というわけで後回し。

 

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バーストマン

 次に選んだのはクラウドマンステージ。クラウドマンは比較的攻撃が避けやすいので、バスターのみでも倒せた。相変わらず、ロックマンは弱点武器が揃わない序盤が凄く大変だ…。

 

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クラウドマン

 その後ジャンクマン、フリーズマンを撃破し、バーストマンステージへ戻ってきた。再び苦戦する…かと思いきや、バスターのみで普通に倒せた。今までの苦労はなんだったのか…。でも、最初は難しくてもコツが分かると比較的楽に進められるのがロックマンの醍醐味。

 

 前半4ステージが終わると間に特別なステージが挟まるが、それほど難しくない。それが終わると後半4ステージが登場する。

 

 後半のステージはやはり嫌らしい仕掛けが増えた。

 ステージが嫌らしかったのはターボマンステージ。最初の難関はタイヤが頭上を右から左に流れていくところであり、前に進もうとしてそれに当たると跳ね返されてしまう。さらにこの区間には落とし穴が仕掛けられている場所があり、タイヤに当たるなどしてここに落ちてしまうとステージを少し戻される羽目になる。落ちないようにするには短いチャンスを見極めてタイヤの下をくぐり抜ける必要がある。

 

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上から流れてくるタイヤに当たらないように注意して進む

 さらに炎が噴射している地帯はダメージを受けやすく、中には即死炎を避けながら下に下りていく場所もある。ロックマン2のクイックマンステージほどシビアではないが、それでも素早い行動を求められる。

  中ボスも硬くて地味にウザい。今作の8ボスステージ最難関だろう。

 

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即死炎噴射地帯

 8ボスの強さでいったらスラッシュマンが一番強い。動きが素早く、かつ避けにくい攻撃をしてくる。さらに弱点武器も当てにくい。そのせいで、このステージだけで1時間近く費やした。

 

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スラッシュマン

 そんなこんなで8ボスステージも終わり、ワイリーステージである。今作のワイリーステージはなかなかの難易度だ。

 

 まずワイリーステージ1。ロックマン1のガッツマンステージを思わせる穴空きリフトが嫌らしい。レールが細くなっているところではリフトが回転してロックマンを落としに来るのだが、さらにリフトの上に立っている状態だと辺りが暗闇になるのだ!つまりジャンプをしないと周りが見えないため、より移動に神経を使うことになる。中ボスのフォルテも強敵。面倒になったのでボスはE缶でゴリ押しした。

 

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画像のようにラッシュに乗れば楽々なんだけど、自分は正攻法で進みました

 ワイリーステージ2はとにかく後半の火炎放射地帯が慣れるまで辛い。中ボスでフォルテが再登場するが、ステージ1よりも攻撃パターンを作りやすく、安定して倒せるようになった。ボスはそこまで強くない。

 ちなみに、ワイリーステージ1、2は、それぞれ突破に1時間かかった。

 

 ワイリーステージ3は1、2と比べると楽なものの、初見殺し満載。インパクトのある見た目のボス、ハンニャNED2には連戦連敗。ただしだんだんとミサイルの乗り方のコツをつかみ、弱点武器&バスターで何とか撃破。

 

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ハンニャNED2

 そして最終面は問題のシリーズ最強ワイリーである。

 まず、ワイリーと戦う前に、シリーズ恒例ボスラッシュを突破することになる。ワイリー戦で死ぬとまたボスラッシュの始めからになるのが面倒くさい。最初は律儀にボスラッシュをやり直していたが、最終面挑戦開始から1時間半以上経過したところでやり直すのに嫌気が差したので、ボス前でセーブをすることにした。クラシックスコレクションだから使える機能だ。

 さてこのワイリー、第一形態は慣れればどうってことないのだが、第二形態が異常に強い。2回屈折する弾を一度に3つ放出してくるのだが、これを避けるのが至難の技。攻略動画を参考にしてもうまくいかない。あっという間に体力を削られて死亡。さらにこちらの攻撃チャンスはかなり少ないという理不尽。開始から2時間以上経って、これは今の自分には正攻法で倒すのは無理だと悟り、裏技&ゴリ押しに賭けることにした。

 まず、裏技とはサンダーストライクによる攻撃キャンセルである。ワイリーが出てきた瞬間にサンダーストライクを撃ち込めば、その時は屈折する弾を撃ってこなくなる。ワイリーが出現する時間は短いので、サンダーストライクを撃ったあとすぐに弱点武器に切り替えるのがコツ。これも少し練習がいるけれど、屈折する弾を律儀に避けるよりはだいぶ楽。自分の腕前ではこの成功率は100%にならないので、時々屈折する弾の放出を許しダメージを受けてしまう。そうなったらあとは4個あるE缶をひたすら使うのみ。最終面突入から3時間後、E缶4個とM缶2個を全て使い果たして無事撃破!いや~大変だった・・・。それにしても、最近ロックマンシリーズの最終面では3時間費やすのがデフォになってる気が・・・。

 

〈リンク〉

カプコン公式サイト

CAPCOM:ロックマン クラシックス コレクション 2 公式サイト

・ゲームカタログ@Wiki~名作からクソゲーまで~

https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3602.html

 ・画像引用元

https://www.youtube.com/watch?v=GTfS2ekjnJ4&list=LLp-g_2Ud-Rn1fPvJjD37mHw&index=54

 

 

 

ロックマン8 メタルヒーロー

・発売日:1996年12月17日

・発売元:カプコン

・自分のプレイ時期:2020年8月中旬~下旬

・難易度評価:3

 

     ELECTRICAL COMMUNICATION

     引き裂かれてる IMAGINATION

     誰にも 邪魔させない

     Sparkしてる ROCK ACTION

     打ち砕け MEDITATION

     狂った現実(いま)を焼き捨てたい

  

 ロックマンシリーズで最大の風評被害を受けているOP曲から始まるこのロックマン8(いい曲なのに・・・)。ハードがプレステ(とセガサターン)に移ったことで、このようにボーカル付きのOP、ED曲が収録される、たびたびアニメーションが挿入されるなど、演出が豪華になった。

 

 ロックマン8独自のシステムについてだが、まずネジを集めるというものがある。ネジなら7以降の他の作品にもあるのだが、ロックマン8のネジは少し違う。置かれている場所が最初から全て決められているのだ。他の作品のように敵を倒した時には出てこない。また、一度取ったネジはステージ上に復活しない。このネジは取るのに一筋縄ではいかないようなところに結構置かれていたりする。マリオで例えるならば、他の作品のネジは普通のコインだが、8のネジはスターコインのようなものである。

 このネジはロックマンの強化に使える。ただし数に限りがあるため、無駄遣いをしないように注意。

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ネジ

 そしてこの作品ではE缶が廃止された。一応代わりとなるものはあるのだが、最後クリアするまでコレに気付かなかった僕は、ラスボス戦で地獄を見ることに・・・。

 

 ここからはまた個人的なプレイ体験記を書いていこう。

 ロックマン8の8ボスステージも、ロックマン7と同じく前半4ステージ→中間ステージ→後半4ステージという構成。

 

 いきなり難関スノボーで有名なフロストマンステージを選んでしまう。これはかなりのスピードの強制横スクロールで、ジャンプやスライディングの指示が出るのでその通りに動かせばいいのだが、慣れないと上手くいかずに失敗して即死する。ロックマン8の中で最も悪名高いギミックだ。案の定何回か死んだが、大苦戦したという程でも無く、ボスのフロストマンも激弱だったので、無事クリア。

 次に選んだグレネードマンも2戦目で倒すなど、滑り出しは順調。

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難関!フロストマンステージのスノボー地帯

 こうして次々に前半ステージを突破して後半ステージへ。後半はやはり癖の強いステージが待ち受けている。

 まずアストロマンステージ。これはロックマンらしくない、無限ループを使用した迷路が大部分を占めている。ステージの構造を理解して、うまくワープ地点前のゲートを開けないと先に進めない。

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スイッチを的確に押してゲートを開けながら進む

 またソードマンステージも、弱点武器を使った謎解きが求められる。あと地味に即死地帯が多い。このようにロックマン8は、アクション面はスノボー以外はそれほどシビアではないが、少し頭を使うようなステージがいくつか見られる。

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下から噴き上げる炎は凍らせないと即死

 こうして8ボスステージをクリアし、ついにワイリーステージへ。

 ワイリーステージ1は、恐怖のスノボーパワーアップ版。ジャンプする位置を考えないと落下しまくる。しかもここを抜けてもフックショットみたいなのを使わないと先に進めない場所がある。もちろん引っかけるのをミスると落下して死亡。

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スノボー地帯 進化版

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うまく引っかけながら進む


 ボスの「アテテミーノ」は最初どう攻撃するの?って感じで、色々な特殊武器を試したが倒すことができないまま死ぬ。路頭に迷って攻略サイトを見たら、そうか、ロックボールか。最初から持ってたけどこれまで一度も使わなかったロックボール(笑)。こうやって使うのね・・・。ここでロックボールの使い方を知った人は僕だけじゃ無いはず。ワイリーステージ1は1時間かかった。

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上にいるヤツに攻撃を当てなければ・・・

 次のワイリーステージ2はシューティング面。ボスで2回ほどゲームオーバーになったが何とか突破。そしてワイリーステージ3の動く球体トゲに大苦戦・・・。スノボーよりも苦戦したかも・・・。多分ここはそんなに苦戦する場所じゃないと思うんだけどな・・・。グリーンデビルはコツをつかめば難しくない。

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ステージ3の危険地帯

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デビルシリーズでは最弱?グリーンデビル

 そして運命の最終ステージ。僕がここに費やした時間はなんと約4時間30分!!今までやって来たロックマンシリーズのどのボス戦よりも時間がかかっている。何故か?何故そんなことが起きたのか!?シリーズ最強のラスボスはロックマン7じゃなかったのか?こうなってしまったのには、非常に間抜けな理由があるわけでして・・・。

 

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ラスボス、ワイリーカプセル

 前に述べたように、このゲームにはE缶がない。そのため、ボス戦の途中に体力を回復することはできない・・・、定められたHPのみで倒さないといけない・・・、と当時の僕は思っていた。救済措置など無く、みんなこの状態でクリアした、そう思っていた。しかし救済措置はあったのだ!そして最後まで僕はその救済措置に気付かなかったのだ!

 

 その救済措置とは「ラッシュチャージャー」である。そいつを発動させると、なんと上から回復アイテムをまいてくれる。もちろんそれを拾っていけば体力は回復するし、何なら完全回復ぐらいまでいけることもある。これが今作のE缶の代わりだ。8ボスステージを全部クリアした人なら誰でも持っているアイテムだが、僕はそれを手に入れたことに気付かなかった!そのため、意図せず一切回復をせずにワイリーを倒すという縛りプレイを強いられることになってしまったのだ!だから倒すのに4時間半もかかったわけだ。

 

 クリア後にその情報を知った僕は唖然とした・・・。今までの苦労は何だったのか・・・。試しにラッシュチャージャーを使ってもう一度ワイリーと戦ってみた。余裕だった。はあ・・・。

 ちなみにロックマン8のワイリーは、7とはだいぶ格が違うとはいえ、シリーズの中でもそこそこ強い方だ。それをゲーム偏差値40台の僕が回復なしで倒したのだから、よく頑張ったと思う。でもそのラスボス戦に費やした時間、他のことに使いたかったな・・・。

 

(完)

 

〈リンク〉

カプコン公式サイト

CAPCOM:ロックマン クラシックス コレクション 2 公式サイト

・ゲームカタログ@Wiki~名作からクソゲーまで~

https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3831.html

・画像引用元

https://www.youtube.com/watch?v=o9mlm1lE4S0

 

※注、さっきから話に出している「ゲーム偏差値」だが、今年11月からスマホでできるようになった「JeSU公認 全国統一eスポーツテスト」で測ったものである。その初回の計測で、僕は全国偏差値44.4をたたき出した。その後練習して偏差値50台まで上げたのだが・・・。

 

 

 今回の記事は以上。クラコレ2の記事も結局大ボリュームになってしまったな・・・。

というわけで、後編に続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲームレビュー57 ロックマンX アニバーサリーコレクション(後編)~ロックマンX3、X4~

前編はこちら

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

過去にプレイしたロックマンシリーズはこちら

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

shikakuyama.hatenablog.com

 

 

 さて、ついに後編である。前編ではゲームレビュー史上最長の7500字超えという大ボリュームの記事を書いてしまったので、今回はコンパクトな内容にしようと思う。どのくらいになるかは書いてみないと分からないが…。
なお、Xシリーズの基本システムについては前編で触れているので、そちらを参照してほしい。

 

 

ロックマンX3
・発売日:1995年12月1日
・発売元:カプコン
・自分のプレイ時期:2020年7月上旬~中旬、他
・難易度評価:3.5
(1、簡単 2、普通 3、やや難しい 4、難しい 5、非常に難しい)

 

 アニバーサリーコレクション1の収録作品(X~X4)の中ではこれが一番難しいと思う。数時間足止めするというような難関ステージはラスボス以外には無いが、どのステージも少しずつ難しいので、総合的にみるとX1、X2よりもやや難しく感じる。X1、X2では2周目になると8ボスステージは結構スムーズにクリア出来たが、X3ではわりと時間がかかっている。一体何が違うのだろうか。

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名言?「きみは ゆくえふめいになっていた マックじゃないか。」


 まず、初期装備時のダメージ量が結構大きい。これは多分ダメージを半減するボディパーツが存在するからである。そのため、序盤は敵の弾に当たって死亡、敵にぶつかって死亡、という事故が過去作よりも頻発する。ちなみに、ボディパーツのあるところまで行くにはいくつかのステップを踏む必要がある。比較的バスターで倒しやすいボスを倒して、その後弱点武器を頼って順番にボスを倒していくと、獲得するのは後の方になりやすい。それまでは割と慎重な行動を迫られるわけだ。


 また、前作のカウンターハンター的な存在として、ナイトメアポリス2体とVAVAがいる。
 ナイトメアポリスは、8ボスステージを一定のところまで進めると現れるのだが、X2のようにどこのステージにいるのかが表示されない。そしてX2ではカウンターハンターは隠し部屋的なところに現れるのだが、本作のナイトメアポリスはステージのメインルート中にある部屋に現れる。つまり、半強制的に戦わせられる、非常に厄介な中ボスみたいな存在になってしまうのだ。普通のボス以上に容赦ない動きをしてくるので、装備が整っていない状態で出てこられるとなかなか辛い。

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ナイトメアポリス ヴァジュリーラFF

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ナイトメアポリス マンダレーラBB


 VAVAは隠し部屋にいるのだが、落とし穴に落ちるなどして、その部屋にゲームの方から誘導される。つまりトラップ的な存在となる。VAVAは第二形態まであり、特に第二形態は攻撃をかわしづらく非常に厄介だ。さらに、VAVAを倒した後カウントダウンが始まり、制限時間内にフロアから脱出しないとミスになる。余程うまい人じゃない限り脱出はギリギリになるだろう。
 ちなみに、ナイトメアポリスとVAVAを弱点武器で倒したかどうかによって、その後の進行が少し変わる。

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VAVA MK-Ⅱ


 あと、このゲームの特徴として、ライドアーマーをステージ中の特定の場所で呼び出すことが出来る。ただし、少なくともライドアーマー「キメラ」を手に入れないと、他のライドアーマーを既に獲得していたとしても呼び出せない。1周目ではキメラをわりと序盤で手に入れたので問題なかったが、そいつがどこにいたかすっかり忘れた2周目では、進行上の都合で、終盤にキメラを手に入れることになってしまった。ちなみに、ライドアーマーはキメラを含め4種類あり、ステージ各所に隠されている。


 さて、毎回恒例のライフアップ・サブタンク集めだが、これらはX2ほど意地悪な場所には置かれていない。しかし、入手するには特定のパーツや特殊武器を所持していないといけないという場合が多く、最初からスムーズに取れるものは少ない。また、フットパーツの入手には、かなり厳しいギリギリジャンプを迫られることになる。もともと隠し部屋に置いてあるんだから、そんな細かいテクニックは求めなくてもいいのに・・・。
 

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アームパーツを手に入れるとクロスチャージショットが撃てるように。慣れるまで扱いにくいが。

  ここからは個人的なプレイ日記。

 1周目は取りあえず4ステージ巡ってみて、確かな手応えがあったアシッド・シーフォースを最初に倒した。それでも7回くらい戦ったのだけれど。次に戦ったスクリュー・マサイダーには弱点武器があっても苦戦し、このステージだけで1時間費やした。その後、1回戦ったけれどこれは無理かなと思い後回しにしていたフローズン・バッファリオ、シザーズ・シュリンファーと戦ったら、弱点武器なしでも普通に撃破。あれ?

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冬がはじまるよ♪(古い)

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フローズン・バッファリオ

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アシッド・シーフォース



 その後はナイトメアポリス、VAVAも含めてどんどん倒していく。ヴァジュリーラFFはかなり苦戦して倒したような記憶があるが、2周目は全然覚えていなかった・・・。残りのナイトメアポリス、VAVAはほぼサブタンクを使ったゴリ押しで倒した。

 

 そして終盤ドップラーステージ。ステージ1ではハイパーパーツを入手してパワーアップ。ステージはトゲが増えて面倒になるが、ボスはそれほど強くない。特にステージ2のボスはこのゲームで一番弱いのでは?と思うくらい。ステージ3のドップラーは、あるタイミングでこちらの攻撃を吸収して体力を増やすことに気付けば、あとは動きは単純なので難しくない。

 

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トゲが上から迫ってきて嫌らしい

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ハイパーパーツを手に入れるにはライフが満タンである必要がある

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ハイパーパーツを手に入れると身体が金色に

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ドップラーステージ2もトゲだらけ

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左右に逃げながら撃ち込むだけでいい、やたら弱いボス

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ドップラー登場



 ついにラスボスのシグマ戦である。X3のシグマは、X1と並んで歴代最強レベルの強さである。そのため1周目は倒すのに3時間かかった。ただし、個人的にはX1のシグマよりも攻撃パターンが作りやすいと感じた。だからX1より楽とも言い切れないが。

 

 まず第一形態。ここからもうかなり強いので、初見だと訳も分からず殺されるだろう。しかし、実はコイツは最後まで同じ攻撃パターンを繰り返すだけで倒すことが出来る。

 僕が編み出した攻撃方法は以下の通りだ。最初にシグマは6発連続で火炎弾を発射してくる。まずは壁に張り付いて避けるのだが、火炎弾は壁を登り出すので、3発目が発射されたタイミングで壁から離れ、4発目と5発目の弾の間に着地する。5発目はただ立っているだけで避けられる。6発目はダッシュでくぐり抜ける。その後、急いで壁際に移動し、シグマを誘導する。すると、シグマは壁に向けて火炎弾を撃ち出す。(注、ここで誘導に失敗するとシグマは真ん中から火炎弾を撃ち出す。これは非常に避けにくい)このときシグマは無防備なので、裏に回ってダメージを与え、すぐに壁に張り付く。すると再びシグマは6連続で火炎弾を撃ってくるので、あとは上記のことを繰り返せば良い。

 シグマの体力が少なくなると壁撃ちの後にブーメランカッターみたいなものを挟んでくるので、攻撃を済ませたら急いで壁の一番上まで登ろう。一番上ならこれは当たらない。

 

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シグマ第一形態

 そして恐るべき火力を誇る第二形態カイザーシグマ。特にミサイル攻撃は一気に体力を減らしてくる。これに出来るだけ当たらずに済むかどうかが運命の分かれ目だ。さらに嫌らしいのは当たり判定のある場所がかなり小さい。そのため、慎重に位置を見定めてチャージショットを撃ち込まなければならない。いくつものことを求められる最強のボスだ。ただ、慣れれば割と何とかなるレベルの難易度。僕は最終的に4つあるサブタンクのうち1つを残して倒せるようになった。

 

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シグマ第二形態(カイザーシグマ)

 しかしまだ終わらない。最後に、上昇してくるマグマに当たらないように急いで壁を登らないといけないのだが、これもかなり難しい。マグマは即死ではないので、運が良ければ巻き込まれても上にたどり着くことが出来る。しかし位置が悪いと壁に挟まれて即死する。自分もこれで3回くらいは死んだ。だから巻き込まれても挟まれない位置にいるのが大切だ。あとやはりこれのためにサブタンクはカイザーシグマ戦で使い切らないようにするのが良いだろう。脱出に成功すればエンディングとなる。

 

 ボス戦について熱く語ったら長くなってしまった・・・。コンパクトな内容とは一体・・・。

 

 〈リンク〉

カプコン公式サイト

CAPCOM:ロックマンX アニバーサリー コレクション 公式サイト

・ゲームカタログ@Wiki~名作からクソゲーまで~

ロックマンX3 - ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~ - アットウィキ

 

 

 

ロックマンX4

・発売日:1997年8月1日

・発売元:カプコン

・自分のプレイ時期:2020年7月中旬~下旬、他

・難易度評価:エックス編、2.5 ゼロ編、3

 

 このゲームは初代プレステで発売された。初代プレステのゲームをやるのはこれが初めて。演出も豪華になり、なんとたびたびアニメーション映像が挿入されている。そしてボーカル付きのOP、ED曲。これがいかにも90年代って感じで良い曲なのだ。歌はあんまり上手くないけれど。ちなみに歌っているのは仲間由紀恵。ボスもかなり喋るようになった。それまでスーファミのゲームをやっていたのでちょっと感動。

 

 さらにこのゲームはゼロもメインキャラとして操作することが出来る。エックス編とゼロ編でストーリーも登場人物も違うので、両方やってみることをお勧めする。攻撃範囲の問題上、ゼロの方がやや難易度が高いかな。

 

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 ちなみにこのゲームは、アニコレ1収録作品では一番難易度が低い。ライフアップもサブタンクもそれほど難しいところには置いていない。また、ゲームオーバーになっても、ステージ前半をクリアしていれば、ステージ後半からリトライできる。そのため、ある程度サクサククリア出来るのも魅力だ。

 

 ここからは個人的なプレイ日記。

 まずエックス編でやったのだが、ウェブ・スパイダス、ストーム・フクロウル、フロスト・キバトドスをバスターのみで、マグマ・ドラグーンを弱点武器で次々撃破!このゲームは弱点武器を使えば、ほとんどの8ボスをパターンにはめることが出来る。ジェット・スティングレンは1周目では弱点武器のうまい使い方が分からず苦労したが、この記事を書くためにプレイしたエックス編2周目でようやく楽勝な倒し方が分かった。8ボスを半分倒したところで出てくるカーネルも攻撃パターンが分かればそんなに難しくない。

 

しかし、これがゼロ編だと話が変わってくる。遠距離攻撃ができないので、接近攻撃をしようとするとダメージを受けやすいストーム・フクロウルやジェット・スティングレンの難易度が跳ね上がる。これが終盤の苦しみを生むことに・・・。

 

 

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高速でバイクを運転。このステージ後半は慣れていないと挟まって死ぬ。

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ジェット・スティングレン

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ストーム・フクロウル

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面倒な中ボスその1

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面倒な中ボスその2。足場をどんどん削っていく。

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このステージでは、黄色い球などに当たらないようにできるだけ早くエリアを突破すると、その早さに応じて評価がもらえ、Sランクだと有能なアイテムがもらえる。

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カーネルとの戦い

 

 カーネルとの再戦を挟んでファイナルウェポンへ。カーネル2戦目も少し攻撃パターンが増えたくらいで、基本的な攻略方法は1戦目と同じだ。ファイナルウェポン1はそれまでと同様前半と後半の2部構成。前半で戦うボスはエックス編とゼロ編で異なっている。誰と戦うかを言ってしまうとプレイ時の楽しみを減らしてしまう可能性があるので、ここでは言わない。ある意味このゲーム最大の山場である。

 

 後半のボスはエックス編とゼロ編共通でジェネラルである。エックス編ではジェネラルは特に難しい敵では無い。突進攻撃をかわすのはそれほど大変ではないし、腕を飛ばしながら攻撃してくるところでは、実は当たり判定のある頭に撃ち込むために危険を冒して腕に乗る必要は無い。端の壁から溜め撃ちをすれば、なんと頭が画面内に見えていなくても攻撃が当たったことになるのだ。これさえ分かればヌルゲーとなる。

 しかし、ゼロ編ではこのゲーム最大の難敵となる。近接攻撃しかできないゼロでは攻撃チャンスが非常に少ない。そのため、かなりの長期戦を強いられることとなる。根気が必要な場面だ。僕は腕に乗って攻撃するのは相手の攻撃に当たりまくるので諦めて、ジェネラルが左右に向かってくるのを待ち、壁蹴り→ジャンプ&斬るという方法でなんとか倒した・・・。地味かつ時間がかかるので、もう二度とやりたくない。

 

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ジェネラル

 ファイナルウェポン2は、前半部分はボスラッシュ、後半はお馴染みシグマ戦である。エックス編ではボスは弱点武器を使えばパターンにはめることができるので簡単。

 しかしゼロ編ではここがこのゲーム最大の難関に・・・。相変わらずフクロウルとドラグーンに大苦戦!これらをある程度安定して倒せるようになった後、残機を9まで上げて挑んだが、それでも8体倒すまで残機を6消費した。ちなみにゼロ編のボスラッシュにかけた時間は約1時間45分。過去最難関のボスラッシュでしたね・・・。

 

 ようやくラスボス、シグマ戦だ。第一形態は「えっ、コレ本当にシグマ?」ってくらい弱い。弱点武器さえ分かってしまえば楽勝である。

 第二形態はやや複雑な動きをしてくるが、過去作と比べたらそれほどでもない。しかし第三形態は、初見では訳もわからず殺されるだろう。ここはどうも倒し方がよく分からなかったので攻略法を見ました・・・。まあ、攻略法を見て、サブタンクを使えば倒せる相手だから、過去作よりは楽だろう。

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シグマ第一形態

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シグマ第二形態

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シグマ第三形態、アースシグマ&ガンナーシグマ(画像はアースシグマ)



 ちなみに1周目は、クリアまでの時間はエックス編では約7時間15分、ゼロ編では8時間ほどだった。どちらもそれまでのエックスシリーズよりも、クリアまでの時間が4~7時間ほど短い。手軽にクリアしたいならこれだろう。

 

〈リンク〉

カプコン公式サイト

CAPCOM:ロックマンX アニバーサリー コレクション 公式サイト

・ゲームカタログ@Wiki~名作からクソゲーまで~

ロックマンX4 - ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~ - アットウィキ

 

 

 さて、最後にアニバーサリーコレクション限定の特別なモードについて少し説明しよう。

 まず、「エックスチャレンジモード」というものがある。これは、シリーズのボス2体と同時に戦っていくという内容なのだが、かなりの難易度なので現在やり込まず放置状態と化している。

 

 また、ミュージアムではゲーム中の音楽が聴けたり、設定資料、関連商品、発売当時のPV、そしてオリジナルアニメを観ることが出来る。このミュージアムの作り込みが凄い。Switch Liteだと画像がやや小さめかな。

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 というわけで、全2回にわたってロックマンXシリーズ前半部の紹介をしてきた。X5~X8についてはいつやるんですか?そうねえ、いつやるんだろうねえ・・・。X5以降は難易度が高いと聞いているし、特に評判の悪いX7については、難易度云々以前より、3D酔いしてまともなプレイが出来ないと思う・・・(バイハでも3D酔いする人間なので・・・)。だからアニコレ2のプレイに関しては未定です。

 

 今回の内容は以上!!!